■少女たちとの川遊びは“黄金の午後” リデル家の三姉妹と共に川遊びに出かけた際にキャロル氏が「不思議の国のアリス」の原型となる物語を即興で語り聞かせた場所というのがオックスフォードの東西と南側をテムズ川。大学から歩いて10分ほどで到着する川辺はアリスたちの散歩コースになっていたという。1862年7月4日にアリスたちと出かけたキャロル氏はその日を「All in the Golden Afternoon(黄金の午後)」と呼ぶほど心に残る1日だったそうだ。川辺にはパブやカフェなどがあり、ロンドンの午後を優雅に過ごす人たちの姿もあった。