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【インタビュー】『世界一キライなあなたに』原作者&監督、迷いながら選んだラストに自信

イギリスをはじめ各国で話題を呼び、世界850万部を超えるベストセラーとなった恋愛小説が、満を持して映画化された『世界一キライなあなたに』。原作のジョジョ・モイーズが自ら脚本を手がけるとともに、ロイヤル・ナショナル・シアター

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『世界一キライなあなたに』(C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved
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観客は、あなたが選んだラストに賛成しないかもしれないと?

「人は自分の主義や経験というフィルターを通して、小説を読んだり映画を観たりすると思うの。小説に関してだけ言うなら、批判的な意見はほとんど聞かなかったわ。正直なところ批判を受ける覚悟を決めていたけれど、幸いそれはなかった。それどころか、四肢麻痺の方や介護士から良い反響をいただいたわ。本の中に出てくる苦労やユーモアは本当にあって、彼らの暮らしを忠実に描いてくれていたって」。

そして映画については、「(サムが演じた)ウィルはアクティブでセクシーな男性だったでしょ。試写を観た女性が泣きながら会場から出てきて『ウィルに惚れた』と言っていることがある。私たちはそれが本当にうれしいし、素敵なことだと思っているの。私たちはちゃんとウィルという人をみんなに見てほしいと思っていたし、女性たちは車椅子ではなく、ちゃんとウィルを見て彼に惚れてしまうの」。

その言葉を受けて、監督は「さっきジョジョが、小説には2つラストを用意しようと思ったと言っていたけれど、映画には1つしかラストはなかった」と補足する。「きっとジョジョは小説を書いているときは、ものすごく感情的になっていたはずだから、ラストを2つ用意したかったと思うけれど、映画を作るときには、スタジオも、私も、ジョジョもみんながラストは、あの1つだけという意見で一致していたわ」と語っている。

なお、小説「Me Before You」は続編「After You」がすでに海外で出版されているが、もし本作がヒットしたら、続編の映画化の可能性もありそう?

「ジョジョが続編があると教えてくれたとき、正直『知りたくない!』と思った。そして、映画がちゃんと公開されるまでは続編は読まないと決めたの」と監督。「まったく違う物語だから、私はまだそこに足を踏み入れたくないと思っているの」。

そしてジョジョは、「もし、いまの質問がシーアとサムとエミリアで一緒に映画を作りたいかという意図なら、もちろんまた一緒にやりたいわ。現場は楽しかったし、役者たちは臨機応変に頑張ってくれたから。スタッフやキャストはみんな自分のエゴを出さず、本当に作品のことを考えて行動していたわ。前向きで素晴らしいチームだった」と明かし、称賛を贈る。

最愛の人に出会い、これまでの人生が一変する物語。その物語は、まだまだ続いていくのかもしれない。
《シネマカフェ編集部》

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