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女子寄宿舎の夜の過ごし方は…?『天使にショパンの歌声を』本編映像到着

寄宿舎を舞台に少女たちの激しくも儚い愛を描き、国際的に高評価を得た『翼をください』(’01)、病いの少年と幻の蝶をめぐる奇跡の実話を映画化した『天国の青い蝶』(’04)などで知られるカナダを代表する女性監督、レア・プール

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『天使にショパンの歌声を』 (C)2015-9294-9759 QUEBEC INC. (une filiale de Lyla Films Inc.)
『天使にショパンの歌声を』 (C)2015-9294-9759 QUEBEC INC. (une filiale de Lyla Films Inc.)
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寄宿舎を舞台に少女たちの激しくも儚い愛を描き、国際的に高評価を得た『翼をください』(’01)、病いの少年と幻の蝶をめぐる奇跡の実話を映画化した『天国の青い蝶』(’04)などで知られるカナダを代表する女性監督、レア・プール。彼女が、時代に翻弄されながらも音楽の力を信じる教師と生徒たちを描き、本年度カナダ・ケベック映画賞最多6部門を受賞した『天使にショパンの歌声を』から本編映像がシネマカフェに到着した。

1960年代、白銀の世界に佇む小さなカナダの寄宿学校。そこは音楽教育に力を入れ、コンクール優勝者も輩出する立派な名門校だった。しかし、ケベックの急速な近代化により、修道院による学校運営が見直され、採算の合わない音楽学校は閉鎖の危機に直面する。校長であり教育者であるオーギュスティーヌは必死に抵抗し、音楽の力で世論を動かす秘策を考える。一方、転校してきたばかりの姪アリスに天性のピアニストの才能を見出すが、アリスは一筋縄ではいかない問題児。オーギュスティーヌは、孤独で心を閉ざしたアリスに、音楽の素晴らしさを教えようとするが…。

カナダ・ケベックの近代化を社会背景に、つつましくもたくましく、伝統と歴史に立ち向かう女性たちの姿を音楽を通して描き出す本作。劇中には、ショパンの「別れの曲」、リストの「愛の夢」など涙を誘うピアノの有名曲から、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタ曲、そして心洗われるヴィヴァルディの合唱曲「グローリア」など数々の名曲が彩り、『天使にラブ・ソングを…』も彷彿とさせる“シスター・アクト”を見せている。また、実際に新進気鋭ピアニストとして活躍中のライサンダー・メナードの見事な演奏も光る。

今回到着したのは、女子音楽学校の寄宿舎での夜の過ごし方を垣間見ることができる本編映像。女子たちは全員、真っ白なネグリジェ姿、クッキーと牛乳で小腹を満たしながらおしゃべりに花を咲かせるのが夜の常。しかも、大切な話し合いは、なぜか決まって夜に行われるから、大騒ぎに!


このシーンについてレア・プール監督は、「この年頃の少女たちの扱いは実は慣れていて、監督になる前、教師をやっていた経験が役に立ちました」とコメント。「自分のフィルモグラフィーを見ると思春期の物語が多く、なぜ自分がそこに魅かれるのかわからないのですが、この映画では時代の変化が背景なので、少女から大人への変化という意味でもつながりました」と語る。

「キャスティングでは、キャラクターを重視しながらいろいろなタイプの女の子を選び、実際に演出する上では彼女たちに委ねました。特に、エリザベス(実は美声の持ち主のメガネ女子・スザンヌ役)やライサンダー(天才ピアニスト少女・アリス役)には確信がありました」と自信をのぞかせ、「このシーンは、特別な集会だったんです。オーギュスティーヌ校長が、マスコミに演奏を披露するから皆で頑張るわよ! と号令をかけるために集めたものでした」と明かしている。

彼女たちが閉鎖寸前の学校を守るため、どんな歌声と演奏を聴かせてくれるのか、劇場で確かめてみて。

『天使にショパンの歌声を』は1月14日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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