『キングコング』登場モンスターのモチーフは『エヴァ』の使徒・サキエルとカオナシ

映画『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ボート=ロバーツ監督が来日し、報道陣に完成前の映画の一部映像を公開し、プレゼンテーションを実施。昨年…

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『キングコング:髑髏島の巨神』プレゼンテーション
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  • ジョーダン・ボート=ロバーツ監督/『キングコング:髑髏島の巨神』プレゼンテーション
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映画『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ボート=ロバーツ監督が来日し、報道陣に完成前の映画の一部映像を公開し、プレゼンテーションを実施。昨年、『シン・ゴジラ』を大ヒットさせた樋口真嗣監督も加わり、怪獣オタクトークに花を咲かせた。

ロバーツ監督は最初の挨拶から「日本が大好きです!」と語り、本作に関しても「怪獣映画にインスパイアされました」と明かす。この日のプレゼンで最初にお披露目となったのは、まさに映画の冒頭のシーンで、映画の舞台となる髑髏島にアメリカ軍と日本軍のパイロットがパラシュートで降り立ち、地上で白兵戦を繰り広げる場面。先日、出演が発表されたギタリストのMIYAVIが日本軍人を演じ、刀で米軍人を斬ろうとするが、崖での2人の戦いのさなかに巨大なキングコングがいきなり姿を見せる。

ロバーツ監督はこのシーンについて「いつまでもモンスターの登場を待たせるのは好きじゃない」と冒頭シーンからのキングコングの登場について説明。さらに「『キングコング』に刀が登場したらどうだろうか?」と考えてこうしたシーンになったと明かす。ちなみに、MIYAVIが演じる軍人の名は「グンペイ・イカリ」で、これは「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ、そしてゲームボーイの生みの親と言われる横井軍平氏から取られたものだという。

さらに場面が変わって1970年代のシーンでは、『地獄の黙示録』や『プラトーン』といったベトナム戦争を描いた作品を意識したと明かす。ここで登場するキングコングが31.6mと、従来と比較しても巨大な点について「よく言われるのが『ゴジラと戦わせるためでしょ?』ということだけど、そうじゃない。1933年公開の『キングコング』に原点回帰し、動物というよりも二足歩行のモンスターにしたかったんです。人間が見上げたときに『神』と思わせるようなサイズを意識しています」と語った。

キングコング以外の様々なクリーチャーも作品に見どころだが、監督はその方向性について「恐竜やエイリアンのようにはしたくなかった。宮崎駿作品のような、精神性があり、パワフルで美しいものにしたかった」とも。予告編映像でも登場する、ある恐ろしいクリーチャーについては「『千と千尋の神隠し』のカオナシと、『エヴァンゲリオン』の使徒・サキエルをモチーフにしたとも明かした。

ゲストで登場した樋口監督は、フッテージの映像に大興奮の様子で「これを見ただけでお腹いっぱいです! 楽しみでならない」と完成版への期待を口にする。『エヴァ』に宮崎アニメ、さらに日本のゲームまでをも参考に作品を練り上げたロバーツ監督を、オタクとして「本物です」と称え、本作で描かれるコングについて「昔っぽいんです。ピーター・ジャクソン版は大きなゴリラでしたが、これはモンスターになってる」と嬉しそうに語っていた。

この日は、“怪獣絵師”の異名をとり、数々の怪獣映画のポスターを手掛けてきた開田裕治氏による日本版のポスターもお披露目。ロバーツ監督はその迫力に「死ぬまで家の壁に飾っておきたい!」と笑顔で語っていた。

『キングコング:髑髏島の巨神』は3月25日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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