昨年5月22日、アリアナ・グランデがイギリス・マンチェスターで行ったコンサートで爆破テロがあり、多数の死傷者が出た。心を痛めたアリアナは慈善コンサートを開き、チケットの収益を寄付するなどして被害者やその家族をサポート。21日(現地時間)にロンドンで開催したブリット・アワードでも追悼ライブを行う予定でいたが、土壇場でのキャンセルが発表された。ブリット・アワード当日、責任者が「BBC」に「アリアナが今夜の追悼ライブを行う予定だったのは確かです。しかし残念ながらドクターストップにより、ロンドンまで来ることができませんでした。体調がよくないようです。詳しくは言えませんが今夜、(アリアナのステージの代わりに)ほかのイベントがあります」と発表したという。その夜、ブリット・アワードでアリアナから大役を引き継いだのはリアム・ギャラガーだった。リアムは昨年6月にアリアナ主催の慈善コンサート「One Love Manchester」に出演したアーティストの1人でもある。オアシスのヒット曲「Live Forever」を熱唱し、テロの犠牲者たちを悼んだ。「People」誌によれば、観客の1人が「リアムは観客を総立ちにさせました。みんなで歌ったんです。イギリス人なら誰でも知っていて、愛されている曲ですからね。すごく感動的でした」と語ったという。
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