松坂桃李、「ゆとり」童貞から娼夫へ「自分を追い込むために渋谷に住んでいた」

性の極限を描いたセンセーショナルな内容で話題を呼び、直木賞候補にもなった石田衣良の恋愛小説を、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化

映画
『娼年』(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会  
  • 『娼年』(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会  
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  • 『娼年』(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会 
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性の極限を描いたセンセーショナルな内容で話題を呼び、直木賞候補にもなった石田衣良の恋愛小説を、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化する『娼年』。早くも話題騒然の本作の撮影に臨むにあたり、松坂さんは前作撮影終了後からわずか1日半で、見事なまでの切り替えを見せたという。

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この数年、多彩な役に挑戦し、振り幅の広い俳優として進化し続ける俳優・松坂桃李。2009年「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー後、単独初主演の映画『ツナグ』(12)、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)などで大きな注目を集めてきた。その後も演じた役柄は、『日本のいちばん長い日』(15)の血気盛んな青年将校・畑中健二役、『ピース オブ ケイク』のオカマの天ちゃん(15)、『劇場版MOZU』の殺人鬼・権藤剛役(15)と実にさまざまだ。

『娼年』(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会  

演技の幅を広げつつ、最も対極にある役柄に挑む


最近では、連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの夫を務めつつ、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)ではペラペラなゲス男・水島真役、『パディントン2』(18)ではクマの紳士パディントンの吹き替え声優を務めるなど、あらゆる役柄に挑んでいる。そんな中、最大限に真逆に振れたのが、「ゆとりですがなにか」(16・17)の童貞の小学校教師・山路一豊役と、本作『娼年』の娼夫・リョウ役だろう。

『娼年』(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会  
実は、その対極にある役柄を演じた2作品は、撮影時期が2017年の春、スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」クランクアップ後、わずか1.5日後に映画『娼年』の撮影が開始された。つまり、松坂さんは“童貞”から“娼夫”へ、その短期間でシフトチェンジを果たしたわけだ。

「リョウはすでに自分の中にあった」


だが、松坂さんは「舞台をやっていたので、リョウはすでに自分の中にあったのが大きかったです。流れも把握していましたし。だからこれだけ濃い作品に1.5日でクランクインできたのだと思います」と涼しい顔。むしろ、舞台の感覚をとり戻すというより「映画化の話を聞いたときから頭の片隅にずっとあり、モチベーション、スタンスの準備はしていました」と言う。

『娼年』(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会  
加えて、『娼年』ならではの切り替え術を、「今回は、その1.5日の間に渋谷に移り住んだんです」と激白する松坂さん。「環境を変えました。撮影期間中(約3週間)はずっと渋谷のビジネスホテルに住んでいました。この作品は、その日の撮影での熱量を次の日も冷まさない状態に保ちたかったのですが、家に帰ると好きなマンガやゲームがあってリフレッシュしてしまうので、半ば強制的に自分を追い込むためです。撮影場所も渋谷が多かったですし」と語る。

さらに、「自宅から通ったら、現場に行っていなかったかもしれません。撮影があまりに過酷で…。この作品を身近なところに置く。それが重要でした」と、まさに渾身の撮影現場をふり返ってもいる。30代を見据え、難役もいとわず走り続ける松坂さんが「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語る本作で、どんな景色をみせてくれるのか、期待せずにはいられない。

『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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