【シネマ羅針盤】祝アカデミー賞受賞!デル・トロ監督の素顔は? 取材中に“もぐもぐタイム”

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ジミー・キンメル&ギレルモ・デル・トロ監督/第90回アカデミー賞(C)Getty Images
  • ジミー・キンメル&ギレルモ・デル・トロ監督/第90回アカデミー賞(C)Getty Images
  • ギレルモ・デル・トロ監督/『シェイプ・オブ・ウォーター』来日会見
  • Photo:Ryo Uchida/『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ インタビュー
  • Photo:Ryo Uchida/『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ インタビュー
  • Photo:Ryo Uchida/『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ インタビュー
  • 『シェイプ・オブ・ウォーター』(C)2017 Twentieth Century Fox
  • 『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox
  • 『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox
第90回アカデミー賞が3月4日(現地時間)に発表され、ギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の最多4部門に輝いた。モンスターをこよなく愛する“オタク”監督の快挙を祝して、1月末に来日した際の取材秘話をお届けする。

■『シェイプ・オブ・ウォーター』は「いちばん大好きな作品」


今年のアカデミー賞で最多13部門にノミネートされ、4冠を達成した本作。米ソが冷戦を繰り広げていた1962年、政府の極秘研究機関で清掃員として働く女性イライザと、そこで出会った“不思議な生き物”が運命の愛を織りなすファンタジックなラブストーリーだ。

『シェイプ・オブ・ウォーター』 (C)2017 Twentieth Century Fox
「奇妙で寓話的なテイストが強い映画だし、完成するまで『どんな映画なの?』って不安がる声もあった。だからこそ、監督として、テーマや題材に信念をもつことが一番大切だったんだ。実際、『シェイプ・オブ・ウォーター』は、自分なりの美意識と詩的なパワーを詰め込んだ、いちばん大好きな作品なんだ」とデル・トロ監督。ちなみに、2番目に好きな自分の作品は、『デビルズ・バックボーン』(2001年製作)だといい「公開当時はまったく評価されなかったけど、そんなこと、全然気にしていないよ」

■「僕は大人になったんだ!」とドヤ顔、その理由は?



Photo:Ryo Uchida/『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ インタビュー
来日するたび、秋葉原や中野ブロードウェイといった“聖地”に立ち寄っては、日本のアニメや特撮関連のグッズを大量に買い込むことで有名なデル・トロ監督。今回もさぞや、買い物したのかと思いきや、「中野ブロードウェイに行ったけど、何も買わなかったよ!」と驚きの発言。さらに「僕は大人になったんだ!」とドヤ顔まで!

「それくらい、僕は『シェイプ・オブ・ウォーター』という作品に、満足感と達成感を得たんだ。何かを買うとか、そういう物欲が抑えられるくらいにね(笑)」 うーん、ファンとしては少々さみしい“成長”だが、「これからも、誰もが楽しめるエンターテインメント全開の作品もたくさん作るから、安心してよ」と笑顔で語ってくれた

■「ちょっと待って…、いま口の中に」取材中にもぐもぐタイム



ギレルモ・デル・トロ監督/『シェイプ・オブ・ウォーター』来日会見
デル・トロ監督はインタビュー中、記者の質問に熱心に耳を傾け、それに対する回答も真摯かつウィットに富んでいて、何より作品に対する愛があふれている。ただし、通訳さんが回答を日本語に訳す“待ち時間”だけは、テーブルに並んだ薄焼きせんべいや、海苔巻きあられに手を伸ばしては、もぐもぐタイム(笑)。

写真撮影の際に、「じゃあ、次は笑顔でお願い!」とオファーを出すと、「ちょっと待って、いま口の中に、お菓子が残ってるから」と申し訳なさそうな表情。さっき「僕は大人になったんだ!」って言ったばかりなのに…。そんな飾らない人柄は、アカデミー賞監督になっても変わらないと願いたいし、実際、変わることはないはずだ。

『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。
《text:Ryo Uchida》

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