■日比谷の新名所で、日本映画初のイベント

先日オープンしたばかりの“新名所”東京ミッドタウン日比谷で、日本映画の屋外イベントが行われるのは初めて。櫻井さんをはじめ、広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、高嶋政伸、三池崇史監督という豪華な顔ぶれがズラリ勢ぞろいすると、約1000人のファンは大歓声をあげていた。
■映像化権獲得に12社名乗り! 『ラプラスの魔女』ってどんな映画?

遠く離れた場所にいた知人2人が、硫化水素中毒で連続死する不可解な事故が発生。警察の要請を受けた地球化学専門家・青江修介(櫻井さん)は、現場の状況から事件性を否定するが、そこにこれから起こる自然現象を予言する謎の女性・羽原円華(広瀬さん)が現れる。国民的ベストセラー作家の東野圭吾氏の小説家デビュー30周年記念作で、映像化権を獲得するため、なんと12社が名乗り出た人気作だ。
■櫻井翔×三池崇史監督、『ヤッターマン』以来約10年ぶり再タッグ!

櫻井さんにとって、単独の映画主演は『神様のカルテ2』以来約4年ぶり。メガホンをとる三池監督とは『ヤッターマン』以来、約10年ぶりの再タッグが実現し、「おこがましいですが、ふるさとに帰って来た気持ち。また、ご一緒できるのは光栄ですし、想像をはるかに超えるスケールの作品に仕上がった。豪華な出演者の皆さんの見たことない表情と演技が詰まっている」と強い手応えを示した。
一方の三池監督は「この10年で、櫻井さんはすっかり人が変わってしまった(笑)」とジョークを飛ばし、「現場の若いスタッフにも、同じ目線で真剣に接してくれる。トップスターには難しいことのはずなのに、横のつながりを大切にしてくれて、改めてファンになりました」とふり返った。
■広瀬すず&福士蒼汰にも熱い歓声!

第41回日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞に輝いた広瀬さんは、初参加となった三池組について「三池組の色みたいなものが現場にあって…。どんな色? メタリックな緑ですね。三池監督は怖い方かと思っていたが、すごくチャーミング」と回想。片や『神様の言うとおり』『無限の住人』に続き、3度目の三池組となった福士さんは「いろんな試練をくださったが、現場には安心感と信頼感があった。今回は悪役ですが、ひとりの人間として、何を思うのか。行動のエネルギーを意識した」と語っていた。
『ラプラスの魔女』は5月4日(金・祝)より全国東宝系にて公開。