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佐々木蔵之介、初の恋愛ドラマ主演! 中山美穂&黒木瞳と大人ラブ「黄昏流星群」

10月スタートのフジテレビ系木曜劇場では、弘兼憲史の漫画「黄昏流星群」をドラマ化することが決定。主演には佐々木蔵之介、共演に中山美穂、黒木瞳を迎え、人生の岐路にたたずむ男女の切ないラブストーリーを描く。

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「黄昏流星群」(C)フジテレビ
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10月スタートのフジテレビ系木曜劇場では、弘兼憲史の漫画「黄昏流星群」をドラマ化することが決定。主演には佐々木蔵之介、共演に中山美穂、黒木瞳を迎え、人生の岐路にたたずむ男女の切ないラブストーリーを描く。

■セカンドライフに差し掛かった男女の切ない恋――


主人公・瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、入社以来仕事一筋、こつこつと努力を積み上げ支店長まで登り詰めた銀行員。恋愛の末、一緒になった妻の真璃子(中山美穂)とも最近では会話が減っていた。そんなある日、理不尽な理由で取引先への出向を突然命じられてしまう完治。予期せぬ左遷宣告にショックを隠しきれず、仕事一辺倒だった自分の人生に疑問を抱き始める。自分の人生を見失いかけていた完治がふと目にしたのは、1枚の雪山のポスター。「明日からスイスに行ってくる」家族に出張と偽り、単身でスイスへ…。

傷を癒やすべくスイスアルプスにやってきた完治は、吹雪の中、マッターホルンを目指しゴンドラに乗りこむ。そこへ1人の日本人女性の姿が。その女性・目黒栞(黒木瞳)もまた単身旅行中で、2人は他人とは思えないほど意気投合するが…。

原作は、1995年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にてロングランで連載されている弘兼氏の同名大ヒット漫画。2000年には、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなど高い評価を受けている。今回のドラマ化では、短編オムニバスとなっている原作の中から、傑作の1つといわれている第1集「不惑の星」をベースに、人生の折り返し地点を通り過ぎた男と女が図らずも落ちてしまったあらがえない運命の恋、その恋を取り巻く大人たちの人間ドラマを丁寧に描いていく。

■佐々木蔵之介、初の王道ラブストーリー主演!


主人公のエリート銀行員・瀧沢完治を演じるのは、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」や、「FINAL CUT」『空飛ぶタイヤ』への出演が記憶に新しい、実力派俳優の佐々木蔵之介。意外にも今作がフジテレビドラマ初主演となる佐々木さんは、今作ではまさに等身大の“黄昏世代”サラリーマンに扮し、どん底に突き落とされたときに運命の女性と出会い、第2の人生を見つめ直す男を哀歓の極みで演じていく。また、さらに意外なのが、夫婦愛ものの映画で主演などは過去にもあるが、今作が初めての“王道ラブストーリー主演”ということ。今作では、新たな佐々木さんの一面が見られるかも。

「黄昏流星群」(C)フジテレビ

■妻役に中山美穂、運命の女性役に黒木瞳


また、夫を献身的に支え、一人娘を大切に育て上げてきた専業主婦・真璃子を中山美穂。今作を動かす要ともいえる女性・目黒栞を黒木瞳が演じる。夫の浮気疑惑に衝撃を受けながらも娘や家族を思い健気にこらえてきた妻と、主人公の男が恋に落ちる一見ミステリアスな女性…。日本を代表する女優たちの演技にも注目だ。

「黄昏流星群」(C)フジテレビ

■クランクインしたばかりキャスト陣からコメント到着!


佐々木蔵之介「照れながらも、思いっきり」


今回の役どころは佐々木さん自身とほぼ同年代ということで、「私も会社勤めをしていたこともありますし、まさにいま“黄昏世代”ですし、リアルな姿として視聴者の方に見ていただける役ができるのではないか、と思いました」とコメントし、「原作はもちろん存じておりましたが、今回改めて読ませていただきまして、あの一編をどのように全10話の連ドラにしていくのか、という楽しみがあります」と期待。

また共演の女優陣については「ずっと仕事仕事でやってきた仕事バカの夫を支え続けてきた妻という役なのですが、あの中山美穂さんにやっていただけるなんて、本当にありがたい!」「黒木瞳さんとは作品をご一緒させていただいたことは何度かあるもののしっかり芝居を組むのは初めてで、ドキドキしています」と共演を楽しみにしている様子。初の“王道ラブストーリー”主演に「照れながらも、思いっきりやらせていただくだけです(笑)」と語りながら、視聴者には「“その気持ちわかるな”とか“それは仕方ないな”などと共感してもらいつつ、一緒に旅していっていただけたらなと思います」と呼びかけている。

中山美穂「ご自身を重ね合わせたり、知り合いを重ね合わせたり」


「先々どうなっていくのか個人的に楽しみ」と心境を明かした中山さんは、演じる真璃子は夫の浮気疑惑に衝撃を受けながらも娘の婚約者と禁断の恋に落ちる…という役どころ。最初に聞いたときは当然ありえないと思ったそうだが、「似たような体験をした人がスタッフの中にいたと聞いて“リアルにあるんだ”と。視聴者の方々にとって日常とドラマがリンクするように、リアリティーをもって日常を表現しながらも、日常を超えた非現実的な部分をうまく織り交ぜていくことができたら」とコメント。「誰もが、キャラクターの誰かしらに共感したり、感情移入できたりする作品」と本作を説明する中山さんは、「ご自身を重ね合わせたり、知り合いを重ね合わせたりしながら、楽しんでいただけたら、と思います」とメッセージを寄せている。

黒木瞳「まさに“純愛”」


「原作や作品のテイストは知っておりました」と話す黒木さん。というのも、黒木さんは以前、同じく「黄昏流星群」を原作とした単発ドラマ「恋する大人のドラマスペシャル 黄昏流星群~星降るホテル~」に出演。今回の出演にあたり、「1番最初のエピソードだということで、ずいぶん前に書かれた原作をこの現代でどういうアレンジになるのか、というところにたいへん興味がわきました。(脚本を読んでみて思ったのは)まさに“純愛”です。大人だからこそ共感できるところがたくさんありました」と感想を語る。

また「とてもいい雰囲気」だという撮影現場。共演の2人については「佐々木さんとしっかり四つに組んで芝居をやるのは初めてだと思います。佐々木さんとは撮影前に、脚本をしっかり理解すべく、こうじゃないか、ああぁじゃないかと話し合いました」「中山美穂さんとは、初めてです。とてもピュアなイメージがあるので、普通の主婦をどのように演じられるのか、とても楽しみです。意外な展開も予想されるので、ご一緒するのをとてもうれしく思います」とコメントしている。

「黄昏流星群」(C)フジテレビ
「黄昏流星群」は10月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。
《シネマカフェ編集部》

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