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「電車男」ハリウッドリメイクでミュージカルに!『ヘアスプレー』監督が手掛ける

フジテレビのドラマ「電車男」が、ハリウッドにてミュージカルドラマとしてリメイクされることが決定! Twitterには「懐かしい」という声から「みんなでララランド状態で踊るの?」「絶対面白いじゃん」「怖いもの見たさ」など期待と不安の入り交じった感想が相次いでいる。

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  • 監督:アダム・シャンクマン
  • プロデューサー:ロイ・リー
  • 製作総指揮:フィル・ローゼンタール
「彼女いない歴=年齢」のアニメとゲームを愛するオタク男性が、電車の中で絡まれていた女性を助けたことから予想外の恋物語が始まっていくフジテレビのドラマ「電車男」が、ハリウッドにてミュージカルドラマとしてリメイクされることが決定! 日本の地上波放送局の制作ドラマが、ハリウッドリメイクされるのはこれが初めてで、Twitterには「懐かしい」という声から「みんなでララランド状態で踊るの?」「絶対面白いじゃん」「怖いもの見たさ」など期待と不安の入り交じった感想が相次いでいる。

■伝説的コンテンツとなった「電車男」とは?


“電車男”とは2004年3月、インターネットの巨大掲示板から生まれた実話。あるオタク男性が、電車の中で酔っ払いに絡まれている女性を勇気を振り絞って助けたことから、彼女に一目ぼれ。しかし、女性に免疫がない彼は、ハンドルネーム(ネット上のニックネーム)“電車男”と名乗り、掲示板に彼女との出会いのきっかけや、彼女への誠実で切実な思いを書き込み始めた。彼女との仲がうまくいくにはどうすればいいのか掲示板の住人達にアドバイスを求めると、彼のつたなくも一途な気持ちに共感したネット住人の応援を受けて、ついには彼女と結ばれる、という物語。

このネットから生まれた純愛物語は、まとめサイトにもなり、多くのブログで紹介されることに。2004年11月には「電車男」(著:中野独人)として書籍化。2005年には山田孝之主演で映画化され、伊藤淳史主演でテレビドラマ化されると、最高視聴率25.5%、全11話の平均視聴率21.2%の大ヒットとなった。

■『ヘアスプレー』監督×『ディパーテッド』『ザ・リング』プロデューサーが集結


そして、ついにハリウッド版ドラマ「Train Man」として、『ヘアスプレー』(’07)や『ステップ・アップ』(’06)などを演出したアダム・シャンクマンを監督に迎え、ミュージカル・ドラマとして世界へと羽ばたくことに。これは仏・カンヌで開催中の世界最大のコンテンツ見本市「MIPCOM」にて発表されたもので、ハリウッドのメジャースタジオ・TVネットワーク・制作会社エージェントなどを対象に日本の優れたエンターテインメント・コンテンツを紹介するマッチングイベント「J-CREATION: A FIRST LOOK SHOWCASE」(主催:アミューズGroup USA)を通じて実現。「J-CREATION」にとっても、日本のIP(知的財産)をリメイクするプロジェクトの第1号となる。

スタッフには、シャンクマン監督ほか、製作総指揮にエミー賞を受賞したこともあるフィル・ローゼンタール、プロデューサーにアカデミー賞作品賞の『ディパーテッド』や日本でもおなじみの『ザ・リング』『LEGO(R) ムービー』などをプロデュースしたロイ・リー。フジテレビ・コンテンツ事業室の久保田哲史氏も、プロデューサーの1人として参加する。

プロデューサー:ロイ・リープロデューサー:ロイ・リー
かつて数々のヒットドラマを手がけてきたプロデューサーでもある、フジテレビ常務取締役・大多亮は、「日本独自の“オタク”をコミカルに、しかしながら1人の人間としての成長を真摯に描いたフジテレビの大ヒットドラマ『電車男』が、ハリウッドというとてつもなく大きい舞台でリメークされるプロジェクトが始動したことを喜ばしく思います。インターネット黎明期の日本で起きた出来事をベースにした本作が、舞台を現代のネット社会に移すことで、どんな作品に生まれ変わるのか楽しみにしています」とコメント。

また、「『電車男』のコンセプト、彼のオモテとウラの顔、恐怖心と弱点は、音楽を奏でるようなシリーズ化に最適の要素」と語るシャンクマン監督は、「ユニークかつ爆発的に人気なこの世界は、独特なストーリーテリングを可能にしてくれる、豊かな環境です」と期待を込めて語る。

監督:アダム・シャンクマンアダム・シャンクマン監督
さらに「電車男」原作小説関係者からは、「久しぶりになんかキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!? 僕も楽しみにしています」との声が。「電車男」まとめサイト管理人の“中の人”も、「電車男を応援していたネット住人は当時“いったい誰が、アレがあんな怪物にまで成長すると予想できただろうか”と語った。ましてや14年の時を経てハリウッドに進出するなど、微塵も想像しなかったに違いない」と、この事態をものすごいこととして受けとめている様子だ。
《シネマカフェ編集部》

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