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【MOVIEブログ】MIPCOM

テレビ向けの映像コンテンツマーケットMIPCOMに行ってきました。

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MIPCOMに行ってきました。
行き先はフランスのカンヌ。

MIPCOMというのは、主にテレビ向けの映像コンテンツマーケットなんですが、テレビ用のコンテンツとして映画はかなり大きな位置を占めているので、かなりの数の映画会社が出展しています。

5月のカンヌ国際映画祭と同時に開催されているMarche Du Filmが映画マーケットとしては世界最大で、このMIPCOMは同じ開催場所で毎年10月に行われています。今回は東宝東和から初めて買付けという立場で参加してきました。いわゆるバイヤーというやつです。

東宝東和は劇場公開は「ミニオンズ」や「ジュラシック・ワールド」などの大ヒットシリーズを手掛けたりしていますが、実は国内のTV局や配信プラットフォームなどに、そういった大作以外の各種洋画もセールスしています。今回はそういったTV・配信向けに良さそうな映画を探しに行ってきた次第です。

期間は4日間。世界110か国から約2,200の企業の出展。トータルの参加者は13,800人。

初参加で初バイヤーでしたが、とても充実していて楽しかったです。

2016年に東宝からセールスマンとしてMarche Du Filmに参加したときは、基本ずっと自社のブースに張り付いてて、ひたすら商談を重ねていく感じだったのですが、バイヤーの場合は全くの逆で各社のブースをひたすら訪問して練り歩いていく感じなので、ここで各国の色々な趣向を凝らしたブースが見られたのが面白かったです。この映画はこの会社だったのか! とか、この会社はこんな映画を作っているのか! とか、色々知ることが出来ました。

言い方は雑かもしれませんが、これは言ってみれば映画のお買い物をしているようなものなので、映画好きにはたまらないものがありました。

また、現地で日本の色々な同業他社の方々に会うこともでき、それもよかったです。普段日本であまりお食事を一緒にしたりする機会は実はそれほどあるわけではないのですが、こういう所だと不思議にそういうのも進むもので、ザジフィルムズさんと会食したりしました。

ザジフィルムズさんは会食した日がちょうど会社設立30年目の記念日だったそうで、この浮き沈みの激しい映画業界で30年もの長きに渡って、しかも第一線でやってこれているというのは、もう感嘆するしかなく、そういう意味でもありがたい会でした。楽しかったです。

しかし、世界には本当に色々な映画があるもので、こういった映画を少しでも多く紹介できれば、これはまた映画冥利に尽きるものですね。映画はやっぱり面白い! です。


【2018.10.23】
《text:Yusuke Kikuchi》

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