2019年後半に開館予定のアカデミー映画博物館で、宮崎駿監督をテーマとしたオープニング展を開催されることになった。同博物館のディレクター、ケリー・ブラワーが映画芸術科学アカデミーの公式サイトで発表した。ブラワーによれば、“Hayao Miyazaki”展(仮題)では、宮崎監督とスタジオジブリの『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などの作品に関するアイテムを展示するとのこと。スケッチ画やセル画、フィルムクリップなど200以上のアイテムを展示し、訪れた人たちが「宮崎監督が描く映画の世界を堪能できる」内容となるそうだ。アメリカにおいてこの規模で宮崎監督の展覧会が開かれるのは初めてだという。宮崎監督の展覧会の後は、2020年秋から”Regeneration: Black Cinema 1900-1970“というタイトルの、展覧会が決定。アメリカの映画史において、重要かついままで認識をされてこなかったアフリカ系アメリカ人のフィルムメーカーたちに焦点を当てる。また、天井高10メートルを超えるプロジェクトスペースでは、日本の学際的なウルトラテクノロジスト集団「teamLab」が作品を手掛ける予定。長期的な展覧会としては、2フロアを使って“Where Dreams Are Made: A Journey Inside the Movies”(仮題)が開かれる。映画の誕生から社会や文化への関わりにフォーカスしているという。
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