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アカデミー賞、来年から予定していた「人気映画部門」の新設を延期

映画芸術科学アカデミーが、「人気映画部門」(ポピュラー・フィルム部門)の新設を延期することになった。

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アカデミー賞-(C)Getty Images
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  • ジミー・キンメル&ギレルモ・デル・トロ監督/第90回アカデミー賞(C)Getty Images
映画芸術科学アカデミーが、「人気映画部門」(ポピュラー・フィルム部門)の新設を延期することになった。先月、アカデミーは来年2月24日に開催の第91回アカデミー賞授賞式からこの新部門を取り入れると発表していた。

「The Hollywood Reporter」などによると、アカデミーのCEO、ドーン・ハドソンは、「新部門の賞の件で、多くの方から幅広いご意見をいただきました。そこで、私たちはアカデミー内でさらなる議論が必要だということに気が付きました」と延期の理由を語ったという。

具体的に延期がいつまでなのかは明らかにしていない。また、「今年も含め、長年に渡ってオスカーは変化を遂げてきました。90年間の歴史で受け継いできたものを大切にしながら、さらなる進化を続けます」と決意を新たにした。

年々低下している授賞式の視聴率を上げるため、様々な策を練っているというアカデミー。「人気映画部門」の新設もその1つであったが、この動きに対して映画批評家やセレブたちからは批判が相次いだ。俳優のロブ・ロウは先月、「今日、映画業界は終わった。オスカーが“人気”映画の件を発表したことでね」とSNSで不満をあらわにしていた。


オスカー史上、最高視聴率を記録したのは1998年の授賞式で『タイタニック』が作品賞を獲得したときで、昨年は一昨年より20パーセントも視聴者が減少した。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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