高良健吾、ベッドの下から覗き見…一途で異常な愛『アンダー・ユア・ベッド』

高良健吾が『リアル鬼ごっこ』シリーズや『劇場版 零~ゼロ~』の安里麻里監督のもと、最愛の女性をベッドの下から見つめ続ける“異常者”を熱演した『アンダー・ユア・ベッド』が、今夏、公開されることが決定した。

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『アンダー・ユア・ベッド』(C)2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
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高良健吾が『リアル鬼ごっこ』シリーズや『劇場版 零~ゼロ~』の安里麻里監督のもと、最愛の女性をベッドの下から見つめ続ける“異常者”を熱演した『アンダー・ユア・ベッド』が、今夏、公開されることが決定した。

■新たなジャンル映画を目指す「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」第2弾


本作は、「リミッターを外せ!」を合言葉に、あえてタブーとされる題材をテーマに、クリエイターたちの感性と才能を思うままに表現する“ジャンル映画”の中でも特にエッジの立った作品を共同で開発、発信していくKADOKAWAとハピネットの共同製作プロジェクト「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第2弾。

第1弾は『スマホを落としただけなのに』が記憶に新しい中田秀夫監督による4月12日公開『殺人鬼を飼う女』で、先日、戦慄の予告映像が解禁され、注目を集めている。

今回はプロジェクト第2弾『アンダー・ユア・ベッド』の主演を高良健吾が演じることが明らかに。メガホンを取ったのは、安里麻里監督。黒沢清、塩田明彦といった鬼才の助監督を経て、2004年『独立少女紅蓮隊』で劇場長編映画デビュー。2014年『バイロケーション』ではホラー要素と謎解きミステリー、人間ドラマを融合させ、各方面で絶賛を浴びた。そのほかの作品に大ヒットシリーズの三連作『リアル鬼ごっこ3・4・5』『劇場版 零~ゼロ~』『氷菓』など確かなファンを獲得している。原作は『殺人鬼を飼う女』と同じく大石圭。

■11年前に恋した女性を監視、潜入、盗撮…の異常愛を体現


本作は、家でも学校でも誰からも必要とされず存在を無視され忘れられてきた男が、学生時代に初めて「名前を呼んでくれた」女性との11年ぶりの再会を夢見て、追い始めるところから始まる。しかし、目の前に現れた彼女は別人のように変わっていた。彼女に何が起こっているのか。

男は、彼女を監視するようになり、自宅に潜入し、ベッドの下で真上の彼女を想い過ごし始める。加速度的に暴走していく男。これは愛ゆえの盲目なのか、それとも狂気なのか――。

この愛する彼女への一途な思いと、異常で孤独な男の切なさ、繊細な役柄を高良さんが演じる。ドラマ「ごくせん」でデビュー後、『蛇にピアス』(08)で脚光を浴び、近年も『シン・ゴジラ』から『万引き家族』『止められるか、俺たちを』『多十郎 殉愛記』『葬式の名人』など話題作への出演が続く“日本映画界に必要不可欠な俳優”でありながら、また新たな境地へと挑む。

高良健吾

■高良健吾「不気味な愛と緊張がある」


高良さんはこの壮絶な内容に反して、「若い現場だったのでエネルギーもあって気持ちがいい組でした。この作品は心から痛々しくて不気味ですから、ご褒美、気持ちがいいという想いは現場中にはゼロ、むしろマイナスになるのですが、それでも、確かにあったと今でも思える日々、現場でした」と充実した現場をふり返って語る。

そして「観る人をなんともいえない気持ちにさせる作品なのかもしれませんし、R指定がついているので観る人を選んでいますが、笑えるか笑えないかは気分次第の不気味な愛と緊張がある作品だと思います」と作品を紹介した。

また、安里監督は「ただ『名前を呼んでくれた』という些細な事が、主人公・三井にとっては、かけがえのない幸せの記憶。その女を妄想的に想う。変質的であり、純粋でもある。この危ういキャラクターを描いてみたかった。狂気か愛か分からない瞬間をいくつも。緊張感と過敏すぎる空気感。そんなヒリヒリする映画を作ろうと思った」と明かす。

高良さんについては「こちらが一言投げかけるだけで、まるで別人のような顔つきに変わっていて、よく驚かされた。『目を離してる間に何か塗りました?』とメイク部に聞いたほど。とんでもない役者と出会ってしまったと思う」と大絶賛。さらに「暴力描写はかなり激し目だ。でも、だからこそ裏腹に、大きな癒しがこの映画にはある。このカタルシスを、多くの人に味わって欲しい」と期待を込めて語っている。

『アンダー・ユア・ベッド』は今夏、テアトル新宿ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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