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アカデミー賞がルール改正を発表するもNetflixの不利にはならず

映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが、来年の第92回アカデミー賞授賞式から実施予定のルール変更について発表した。結論として、Netflixに不利になる変更はなかった。

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ジョン・ベイリー-(C)Getty Images
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  • 世界最大のインターネット映像配信ネットワーク「Netflix」
映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが、来年の第92回アカデミー賞授賞式から実施予定のルール変更について発表した。結論として、Netflixに不利になる変更はなかった。

これまで、スティーヴン・スピルバーグ監督が「Netflixなどのストリーミング配信サービス向けに作られた作品は、オスカーではなくエミー賞の受賞対象にすべき」と強く主張し、ヘレン・ミレンは「映画は映画館で観るべきもの。Netflixは好きよ。でもクソくらえ!」と罵り言葉を用いて批判するなど、長らく“Netflix論争”が展開されてきた。

今年はついにNetflix作品でアルフォンソ・キュアロン監督作の『ROMA/ローマ』が監督賞、外国語映画賞、撮影賞の3つの賞を受賞。危機感を持ったスピルバーグ監督は、アカデミー理事会にNetflixの締め出しを提案するらしいと報じられていたが、ルール改正にスピルバーグの主張は反映されなかった。選考対象となるのに必要なルールの1つ、「ロサンゼルス郡内で7日以上、1日当たり3回以上の有料上映すること」も変わらずそのままだ。

大きな変更点は、外国語映画賞の名称が「グローバルな映画製作コミュニティにおいて、“外国”という言葉は時代遅れである」という理由から国際長編映画賞という名称になったこと、メイクアップ&ヘアスタイリング賞のノミネート作品枠が3枠から5枠に増えたことなど。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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