※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

歴代チャッキーを振り返る!「チャイルド・プレイ」愛され続けるチャッキーの魅力

いまでも世界中に多くのファンを持つ傑作ホラーシリーズが、装いも新たに現代に甦る。リブート版『チャイルド・プレイ』(7月19日公開)では、高性能AIが搭載された新生チャッキーが、観る者の背筋を凍り付かせる。

最新ニュース コラム
注目記事
『チャイルド・プレイ』(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
『チャイルド・プレイ』(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
  • 『チャイルド・プレイ』(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
  • 『チャイルド・プレイ』(1988) (C) APOLLO
  • 『チャイルド・プレイ』(1988) (C) APOLLO
  • 『チャイルド・プレイ』(1988) (C) APOLLO
  • 『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』 (C) APOLLO
  • 『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』 (C) APOLLO
  • 『チャイルド・プレイ』(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
  • マーク・ハミル-(C)Getty Images
1988年に公開され、世界を震撼させた『チャイルド・プレイ』。殺人鬼の魂を宿したおしゃべり人形が襲い掛かってくるという斬新な設定と、可愛らしい容姿とは似つかない残忍さがウケて当時大ヒットを記録。約30年にわたりシリーズ化されている、映画史に名を残す傑作ホラーだ。

いまでも世界中に多くのファンを持つこの大人気シリーズが、装いも新たに現代に甦る。リブート版『チャイルド・プレイ』(7月19日公開)では、高性能AIが搭載された新生チャッキーが、観る者の背筋を凍り付かせる。ネットワーク社会で暮らす我ら現代人に、新たなるトラウマを植え付けにやってくるのだ!

30年以上にわたり愛され続ける「チャイルド・プレイ」シリーズ


近年ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われているハロウィン・イベントも大盛況となっている『チャイルド・プレイ』だが、映画としてはこれまでシリーズ7作品が公開されている。大まかに分けると第1作目から『チャイルド・プレイ チャッキーの種』(2004年)までの5作品と、2013年に25周年記念で再スタートしてからの2作品。途中充電期間はあるものの、30年以上にわたり愛され続ける傑作ホラーだ。

『チャイルド・プレイ』(1988) (C) APOLLO『チャイルド・プレイ』(1988)
そもそもの発端は、逃亡中の連続殺人犯チャールズ・リー・レイが刑事に撃たれて死ぬ間際、おもちゃ屋のグッドガイ人形にブートゥー教の秘術を使って魂を乗り移らせたことから始まる。その人形を母親カレンが息子アンディの6歳の誕生日にプレゼントしたことで、その後、連綿と続く惨劇の幕が切って落とされるのだ。

『チャイルド・プレイ』(1988) (C) APOLLO『チャイルド・プレイ』(1988)
グッドガイ人形は子どもたちの親友として作られた、おもちゃの人形だ。赤毛がかった茶髪と青い目、頬にはソバカスが散りばめられたアメリカン・ドールで、洋服はカラフルなボーダーTシャツ+ブルージーンズのオーバーオール。簡単な言葉なら数種類おしゃべりするし、名前もそれぞれ違う。

トミー、ポーリー名前はいろいろだが、「Hi! I’m Chucky! (ハイ! ボク、チャッキー!)」と自己紹介したら要注意! そいつは隙あれば人間を血祭りにあげようともくろむ、殺人鬼チャールズの魂を宿す殺人人形なのだ。

『チャイルド・プレイ』(1988) (C) APOLLO『チャイルド・プレイ』(1988)
チャッキーは常に人間の体に乗り移ろうと機会をうかがっている。その最初のターゲットとなるのがアンディ。チャッキーは里親の家にいる少年アンディだったり、陸軍兵学校に入隊している青年アンディだったり、その時々で巧妙にアンディの居場所を突き止め、彼のボティを手に入れようと試みる。

『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』 (C) APOLLO『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』
だが30年も経つ間には、殺人人形といえども様々なリレーションが構築され、意外な事実も判明する。なんとチャッキーは人間だった時の恋人と結婚し、一児の父に! 時には子どもの教育方針をめぐって、夫婦喧嘩までやってのける。しかも驚くべきことに、このグッドガイ人形、どうやら「made in Japan」であるらしいのだ…。

『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』 (C) APOLLO『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』

リブートで日本列島に新たな恐怖の旋風を巻き起こす!


そんな“人間味あふれる”チャッキーだが、満を持して『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の製作陣の手により再始動。リブート版『チャイルド・プレイ』が、この夏、日本列島に新たな恐怖の旋風を巻き起こす!

以前は電池2本で稼働するおもちゃだったチャッキー。リブート版ではクラウド化されたネットワーク環境における次世代アイテムとして、性能が格段にアップデートされている。

(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

今度のチャッキーは最新鋭テクノロジー企業「カスラン」社製


オリジナル版でチャッキーの魂が宿ったのは、米国企業「PLAY PALS TOYS社」製のおもちゃ・グッドガイ人形だった。だがリブート版で呪われた運命を背負うのは、最先端テクノロジー企業「カスラン」社が販売する、高性能AIが搭載されたバディ(相棒)人形だ。

高解像度のセンサー&カメラや音声認識クラウドエンジン、環境に適応する能力を持ち、最先端の触覚機能と加速装置も備わっている。製品一覧には自動掃除機やドローン、音楽スピーカーそしてそれらホーム機器を管理するハブなどあるが、バディ人形もそのうちの1アイテム。スマホのアプリでどこでも接続可能なのだという。

(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
また彼らはおしゃべりやゲームを楽しむなど、バディ関係になった“友達”と親密なコミュニケーションをしたり、相手の言動や行動から要望を推測して実現化に向けて動いたりする。つまり学習機能が備わった実行力のあるバディにして、自分だけに惜しみない友情を注ぎ続けてくれる友達~それが新生チャッキーなのだ。

「ボクたち、死ぬまで親友だよね?」今度のチャッキーはひと味違う


またオリジナル版では、復活するための体を手に入ることばかり考えていたチャッキー。だが、今度のチャッキーはひと味違う。

引っ越しをしたためなかなか友達ができないアンディ少年のために、シングルマザーの母親カレンが誕生日にプレゼントした高性能バディ人形・チャッキー。受け答えも的外れの欠陥商品だったが、それでも「僕たちは友達だよ」とささやくチャッキーに孤独なアンディは夢中となる。

(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
しかしアンディとチャッキーの蜜月も長くは続かなかった。アンディの周囲で奇妙な事件が起こり始めるのだ。それら背筋も凍るような惨劇は、観る者に悪夢のような衝撃を与えることだろう。

(C)2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

チャッキーのボイス・キャストは、あの、フォースを宿す名優!


今回チャッキーのボイス・キャストを務めたのは、「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られる名優マーク・ハミル。過去には米国吹き替え版『風の谷のナウシカ』のペジテ市長役&『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐役ほか、アニメ「バッドマン」のジョーカー役も務めるなど、声優としての実績も豊富な実力派俳優だ。本作では劇中歌となるバディソングも披露しているので、その怪演ぶりと共に楽しんで欲しい。

マーク・ハミル-(C)Getty Imagesマーク・ハミル-(C)Getty Images
現代的にアップグレードされながらも、ヒッチコック映画を彷彿とさせるクラシカル・ホラーの良さもしっかりと残すリブート版『チャイルド・プレイ』。三頭身のフレンドリーな人形が、エゲつない殺戮行為を一切の躊躇なく行うことで生じるシニカルな笑いは本作でも健在だ。

加えてネットワークに支配されつつある現実社会の未来を暗示した最恐ホラーとしてだけでなく、胸に迫る友情物語としての側面も併せ持つ本作。往年のファンだけでなく“はじめまして”の人も、この夏、新生チャッキーの恐怖と愛に翻弄されてみるのはいかがでしょう?(text:足立美由紀)
《text:Miyuki Adachi》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top