世界が熱狂!ドラン、アリ・アスターら30代の才能溢れる映画監督たち

30歳という若さながら留まることなく進化し続ける若き天才グザヴィエ・ドランをはじめ、新時代の映画を担う者として世界が熱狂する同世代監督の作品が今年相次いで公開される。

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グザヴィエ・ドラン監督『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • グザヴィエ・ドラン監督『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』新ビジュアル (C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
  • 『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』 (C)THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
2009年の衝撃のデビューから、新作を発表するたびに世界の映画祭を席巻し、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞、前作『たかが世界の終わり』では同グランプリの栄誉に輝いたグザヴィエ・ドラン。これまで、1作ごとに表現を研ぎ澄まさせ、“母と息子”や“同性愛”という主題を繰り返し問い続けた彼は、30歳という若さながら留まることなく進化し続ける若き天才。

最新作となる『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の公開を控えるドランに加え、新時代の映画を担う者として話題作を作り続け、世界が熱狂する同世代監督の作品が今年相次いで公開される。

「恐怖映画の新たな神」―TimeOut誌
『ミッド・サマー』アリ・アスター(33歳)


アリ・アスター監督『ミッドサマー』 (C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
1986年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)でMFA(美術修士号)を取得。自身初の長編映画となった『ヘレディタリー/継承』('18)はサンダンス映画祭で上映され批評家が絶賛、世界中で「21世紀最高のホラー映画」とまで評された。同作はサターン賞を受賞したほか、ゴッサム賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット・アワード、オンライン映画批評家協会賞など多数の映画賞にノミネートされ、主演のトニ・コレットは数々の主演女優賞を受賞した。

現在公開中の『ミッドサマー』では、さらにその真価を発揮する。スリラー映画の定番を覆す、暗闇とは真逆の明るい祝祭が舞台。天才的な発想と演出、全シーンが伏線となる緻密な脚本、観る者を魅惑する極彩色の映像美が一体となり、永遠に忘れられない結末に到達する。そこに待つのは究極の恐怖と、未体験の解放感。体験した者は二度と元には戻れない“フェスティバル・スリラー”。

『ミッドサマー』 (C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
すでに公開された国々では高評価レビューが続出しており、日本でも2019年秋に先行上映されると「美しいのに恐ろしい」「すべてにおいて『ヘレディタリー』を超えている」「恋人がいる人は観ない方がいい」などの感想がSNS上を飛び交う熱狂状態に! アリ・アスター監督は来日時に、「これはホラーではなく失恋映画」と断言しており、シネマカフェのインタビューでは「ダークコメディという表現がしっくりくる」という言い方もしている。

「一生に一度の傑作!」―Variety誌
『WAVES/ウェイブス』トレイ・エドワード・シュルツ(31歳)

 
トレイ・エドワード・シュルツ(左)『WAVES/ウェイブス』 (C)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
1988年、アメリカ・テキサス州生まれ。子どもの頃から映画製作を始め、ビジネス・スクールに在籍後に映画界に飛びこむ。名匠テレンス・マリックの元で腕を磨き、2014年には自身が監督を務め、実話を基にした作品『Krisha』(原題)がサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で審査特別賞を受賞。翌年に『WAVES/ウェイブス』を長編として完成させ、インディペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞、ゴッサム賞のビンガム・レイ新人監督賞、LA批評家協会賞のニュー・ジェネレーション賞、ニューヨーク批評家評価協会賞の最優秀初監督映画賞などを多くの賞を受賞した。

『WAVES/ウェイブス』 (C)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
4月10日(金)公開の本作は、昨年9月のトロント国際映画祭でも『パラサイト 半地下の家族』『ジョジョ・ラビット』など注目作が上映される中、同映画祭始まって以来、最長のスタンディングオベーションを浴びて話題をさらい、「一生に一度の傑作」「今年、最もまばゆい体験」とメディアから熱狂的な支持を受けた。シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作された本作は、監督自身が「ある意味でミュージカルのような作品」と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。従来のミュージカルとは一味違う、<プレイリスト・ムービー>を作りあげた。

「信じられない程の才能の持ち主。ただものではない」―EMPIRE誌
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』グザヴィエ・ドラン(30歳)


グザヴィエ・ドラン監督『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
1989年、カナダ・ケベック州出身。監督、脚本家、編集者、幼少期より映画やテレビ番組に出演する子役出身の俳優でもある。自身が19歳の時に監督、主演、脚本、プロデュースをした半自叙伝なデビュー作『マイ・マザー』('09)が第62回カンヌ国際映画祭「監督週間」部門に選ばれ鮮烈な監督デビューを飾る。

第3作目『わたしはロランス』('12)がトロント国際映画祭で最優秀カナダ映画賞、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門女優賞とクィア・パルム賞を受賞。25歳の時に『Mommy/マミー』('14)で、カンヌの審査員賞ほか、カナダ・スクリーン・アワードで最優秀作品賞を含む9部門を受賞。『たかが世界の終わり』('16)はカンヌ・グランプリを27歳という若さで最年少受賞し、セザール賞最優秀監督賞と最優秀編集賞など多くの映画賞に輝いた。

『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
3月13日(金)公開の『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』ではN.Y.とロンドンを舞台に新境地を切り開く。母と息子というこれまで描いてきたテーマの「集大成」と語り、5年に及ぶ構想期間を経て初の英語作品を誕生させた。完成までに『トム・アット・ザ・ファーム』『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』を世に送り出し、満を持して挑んだ本作は、カナダで子役として活躍していた8歳のグザヴィエ少年が“憧れだったスター”レオナルド・ディカプリオに宛てた手紙から生まれた物語。

ハリウッドの豪華キャストの最高峰の演技、歌詞と物語がシンクロする絶妙な音楽、登場人物のほとばしる感情に揺れる映像で、セレブの光と影、映画界の表と裏にも迫る。自身の実体験からドランがたどり着いた答えに胸が熱くなる、人生の真実に迫る1本。

『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(C)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
《text:cinemacafe.net》

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