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ウェズリー・スナイプス主演、アメリカ銃社会の暗部に切り込む…午後ロー『スナイパー』

テレビ東京「午後のロードショー」の6月9日(火)放送回では、ウェズリー・スナイプス主演でアメリカの銃社会の暗部に切り込んだ『スナイパー』を放送する。

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『スナイパー』(C) APOLLO
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テレビ東京が平日午後に放送している映画番組「午後のロードショー」の6月9日(火)放送回では、ウェズリー・スナイプス主演でアメリカの銃社会の暗部に切り込んだ『スナイパー』を放送する。

アメリカ最大の銃器メーカの社長夫人にして副社長という肩書きを持つリバティ・ウォラス(リンダ・フィオレンティーノ)は、劇場に向かう車の中で忙しそうに夫のビクター・ウォラス(オリバー・プラット)と電話で話していた。劇場近くにある広場のホットドッグスタンドに寄ろうとしたその時、携帯電話が鳴り、どこからともなく赤いレーザーの光がリバティの胸に当たる。

『スナイパー』(C) APOLLO
電話をかけてきた人物はジョー(ウェズリー・スナイプス)と名乗り、リバティにホットドッグスタンドと自身の足を手錠でつなぐように指示。街に巨大な爆弾を仕掛けたことを伝える。信じようとせず広場から去ろうとするリバティだが、ジョーは彼女の近くに発砲。リバティが携帯を切るか、携帯の電池が切れれば彼女もろとも爆弾が爆発すると警告する。

リバティはジョーの言う通り手錠を自分の足にはめる。金銭が目的かと問うリバティにジョーは目的が金ではなくリバティ自身だと告げる。ジョーは高校の銃乱射事件で愛娘を失ったばかりで、リバティはその事件で使われた銃を製造していた会社の経営者であるビクターの妻だったのだ…というのが本作のストーリー。

『スナイパー』(C) APOLLO
1999年に発生したコロンバイン高校をはじめ、バージニア工科大学など学校での事件や、ラスベガスのミュージックフェスでの乱射など、絶えることのないアメリカの銃乱射事件。本作はアメリカの銃社会としての側面をテーマにしたサスペンスアクション。

主演のウェズリー・スナイプスは、『メジャーリーグ』などの作品でスターダムにのし上がると、マーベルの人気コミックを映像化した『ブレイド』シリーズなど数多くのヒット作を世に送り出し、最近では『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』などにも出演。演技派ながらアクションもこなすマルチな才能をみせる俳優の1人。本作でもたった1人でアメリカの銃社会に復讐しようとする男の姿を存在感ある演技で描き出している。

『スナイパー』(C) APOLLO
共演は『メン・イン・ブラック』などのリンダ・フィオレンティーノ、『カサノバ』などのオリバー・プラット。監督は「ウォーキング・デッド」などのカリ・スコグランド。

午後のロードショー『スナイパー』は6月9日(火)13時35分~テレビ東京で放送。
《笠緒》

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