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“女優”田中みな実、新境地で完全勝利!?「M」の狂演が社会現象に

「M 愛すべき人がいて」放送のたびにSNSをザワつかせては、ついに自身のスピンオフドラマまで誕生させた眼帯の秘書・姫野礼香こと田中みな実。

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「L 礼香の真実」6話(C)AbemaTV,Inc./テレビ朝日
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  • 「M 愛すべき人がいて」(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
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「想像を100倍超えてきました」。

「M 愛すべき人がいて」の脚本を担当した鈴木おさむ氏にそう言わしめ、放送のたびにSNSをザワつかせては、ついに自身のスピンオフドラマまで誕生させた眼帯の秘書・姫野礼香こと田中みな実。「M」第6話では、“ドラムの狂奏”や「ハッピーバースデー・トゥー・ミー」「許さないVS許さない」といった新たな名セリフの登場により、見事「田中みな実」の名もトレンド入りを果たした。

田中さんが演じる、原作小説にはないドラマオリジナルのキャラクター・礼香の存在はアユとマサの物語をかき乱し続けた。「M」が放送開始からすべての回でトレンドTOP3位以内に連続ランクインした最大の理由にして、秘密兵器どころか、それ以上の破壊力と影響力をもたらした田中さんの新境地に注目した。

「M 愛すべき人がいて」(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.

人気アナウンサーからフリーに!昨年、女優業に進出


1986年ニューヨーク生まれ、埼玉県出身の田中さんは青山学院大学在学中からモデル活動をし、「ミス青山コンテスト2007」で準ミスを獲得するほどの存在だった。卒業後、2009年にTBSテレビに入社すると、「サンデージャポン」「爆報!THE フライデー」など数々の人気番組の司会で活躍。2014年10月よりフリーアナウンサーに転身する。

TBS時代からの「有吉ジャポン」「ジョブチューン」などの番組は継続しつつ、TOKYO MX「ひるキュン!」のメインMCや、フジテレビ系「グータンヌーボ2」では長谷川京子と西野七瀬、さらにこの1月から満島真之介とともにトークバラエティのMCをこなすなど、引く手あまたに。さらに、大胆なカットもある初写真集「Sincerely yours…」は50万部超えという驚異的ヒットともなっている。

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拙いインスタグラムにお付き合い頂き、ありがとうございました! 元々は宝島社さん主導のもと、写真集のPRの一環として始めたこのアカウントが、気付けば自分にとって、とても大切なものになっていました。 日々の投稿へのコメント、 写真集についての感想、 あたたかい言葉の数々に 大変救われる思いでした。 楽しかったねっ 諸々の調整がついたら、年内に『Sincerely yours...』 写真展を開催できたらと思っています 会期中にトークイベントなど、皆さまにお会いできる機会を設けられれば、とも考えています。 そのときはご意見、リクエストなど、またこのアカウントを通じて頂戴できたら幸いです。 あ、お渡し会は続きます! できれば、毎月どこかへお礼に。 皆さんに会うためなら、どれだけ遠くても行くからね(国内ならば) 最後に、『Sincerely yours...』を 愛してくださり、 本当に本当にほんっとうに、ありがとうございます。 名残惜しくなってしまうからこの辺りで。 またねっ Sincerely yours... 田中みな実 私服のブラウスはmikomori リップはRMK リップスティック コンフォート エアリーシャイン 10 (ほとんど落ちているけど、、、) でしたー!

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そんな中、2019年からドラマ「絶対正義」(2~3月)を皮切りに女優業に本格進出、ゲスト出演と配信作品も含め4本のドラマに出演した。しかも、初めてレギュラー出演した「絶対正義」がまた強烈だった。

たとえ我が子であっても少しの罪も許さない絶対正義の“モンスター”・高規範子(山口紗弥加)に運命を狂わされる、高校時代からの親友・石森麗香(れいか!)役に起用され、山口さんはじめ、美村里江、片瀬那奈、桜井ユキといった猛者たちと共演しながらも存在感を発揮。ディレクターと不倫中の人気女優という役柄でキスシーンにも挑んだ。

そのクランクアップ時、もしオファーがあれば「自分にできることでしたらやってみたい」とコメントしていたが、その後も、深田恭子主演の「ルパンの娘」(8月)にハニートラップを得意とする妖艶な女泥棒役でゲスト出演。新木優子と高良健吾のW主演「モトカレマニア」(10~12月)では浜野謙太の“元カノ”のラジオDJを好演し、特に傷心温泉旅行の回では“元カレ”への思いをめぐって湯けむりトークや卓球対決を繰り広げる姿が共感を誘った。


鈴木おさむ作品で怪演女優の仲間入り!?


そして同じ年の夏、水野美紀主演のABEMAオリジナルドラマ「奪い愛、夏」で、松本まりかの同僚で親友の井川瞳役で“怪演女優”としてついに開眼!? 「M」の鈴木氏が脚本を手がけ、2017年1月期に放送された「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)の制作チームが携わった同作は、1億円で広報部の人気者・椿(小池徹平)と偽装結婚する桜社長を演じた水野さんが嫉妬と狂気をさらに増し増しにして大暴れ。

田中さんも杏(松本さん)のよき相談相手なのかと思いきや、あざとさ全開でドロドロな恋愛事情に首を突っ込み、スタンガン片手に狂気に満ちた表情で松本さんに迫るなど、“怪演女優”の先輩たちに勝るとも劣らない強烈なインパクトを放ってSNSを騒然とさせた。

こうしてコツコツと積み上げてきた(?)田中さんのある意味、ひとつの集大成ともいえるのが、「M」の礼香だ。当初こそ、「台詞は普通に生活していたらまず口にしないようなことばかりですし、物語の中でも異様な存在感を放つ謎多きキャラクター」と役柄を解説していた田中さんだが、第1話リミックスバージョンで解説を行った伊集院光によれば、初回の撮影前、メイクさんに「昨日眠れなくて、ちゃんとできるか不安で…」と打ち明けるほど礼香に求められる演技に本気で向き合おうとしていたという。

「M 愛すべき人がいて」(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
例えば、第3話でマサ(三浦翔平)をめぐってアユ(安斉かれん)に宣戦布告したときの「許さなーーーーーーい」は「ー」の1つが何秒なのか、音程までも自分で考えて役作りしたそうで、生真面目なまでに、鈴木氏の脚本に記された台詞やト書きに忠実であろうとするアナウンサーとしての“職業病”が活きた。

「M 愛すべき人がいて」(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
そこに“新人女優”ならではの思いきりのよさが加わったからこそ、第5話では流川役の白濱亜嵐が「食べられているのかと思いました(笑)」と振り返るほどの強烈キスや、第6話の「許さないVS許さない。どっちの許さないが勝つのかなああああ~」とドラムを連打する伝説的なシーンも誕生し(しかも最後はシンバルをキチッと押さえる芸の細かさ!)、礼香の狂気は放送を重ねるたびに熟成され、出番も増えて話題の中心となっていく。

「M 愛すべき人がいて」6話(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
ちなみに、礼香のトレードマークともいえる眼帯は、「M」開始直後から浜崎あゆみの故郷である福岡の人気菓子「博多通りもん」にそっくりという口コミがSNSで相次ぎ、先のリミックスバージョンに出演した古市憲寿も言及したことから、「通りもん」初の全国CMで「M」とのコラボも実現している。


「M」最終回まで効いてくる礼香の暴走


田中さん演じる礼香の暴走は、愛ゆえに苦しむアユとマサの葛藤が切なく描かれた「M」最終回でも留まるところを知らない。だが、「アユはマサがいない方がいい歌を作る」とのトドメの(はずの)言葉が、図らずも“Mらしくない”結末を持たらすことになるとは…。

「M 愛すべき人がいて」最終回(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
配信中のスピンオフ「L 礼香の真実」(※ABEMAプレミアム会員のみ視聴可能)では、そんな礼香の周りが見えなくなるほどの狂信的な恋愛観や大きく欠如した倫理観がどう形成されてきたのかを紐解くことができる。その7話では「M」最終回の2年後が描かれるというだけに、新たな衝撃が待ち受けているはず。

「L 礼香の真実」7話(C)AbemaTV,Inc./テレビ朝日
毎回何が飛び出すか、誰も予想すらできなかった礼香は、女優・田中みな実の代表作になるのはもちろん、視聴者にとっても一生忘れられないキャラクターとなるだろう。
《シネマカフェ編集部》

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