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実写版『モンスターハンター』中国で公開翌日に上映中止…人種差別的なセリフが問題に

ハリウッド実写版『モンスターハンター』が、中国で上映中止になったという。

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『モンスターハンター』(C)CONSTANTIN FILM Produktion Services GmbH
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  • ミラ・ジョヴォヴィッチ ポール・W・S・アンダーソン-(C)Getty Images
  • ミラ・ジョヴォヴィッチ-(C)Getty Images
ハリウッド実写版『モンスターハンター』が、中国で上映中止になったという。「Variety」誌が報じた。

同作はアメリカで12月25日、日本では来年3月26日に公開予定だが、中国では一足早い今月4日に封切りされた。10秒ほどのある会話シーンが中国人にとって「人種的中傷である」として、インターネット上で炎上。公開翌日には上映が中止となった。問題となっているシーンは、アジア系アメリカ人ラッパーで中国本土でも知名度を誇るMCジンと白人キャラクターの会話のやりとりで、アジア人に対する人種差別的な意味合いを持つアメリカの童謡「Chinese, Japanese, dirty knees」が引用されていると観客から指摘を受けている。

これを受け、中国では公開からたった1日で上映中止に。製作会社の一つであるドイツの「コンスタンティン・フィルム」は「中国人を差別、侮辱、傷付ける意図は全くありませんでした」と釈明・謝罪し、問題となっている部分のセリフは削除することを約束。中国の配給を担当している「テンセント」は中国政府や当局と協議を行っているというが、現状では再上映の可能性は不明。

『モンスターハンター』はカプコンの人気同名ゲームを実写化した映画で、ポール・W・S・アンダーソン&ミラ・ジョヴォヴィッチ夫妻がそれぞれ監督&主演を務めている。キャストはミラのほか、トニー・ジャー、T.I.、山崎紘菜、ロン・パールマン、ディエゴ・ボネータらが出演している。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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