マッツ・ミケルセン、ハリウッドで「悪役ばかりオファー」されることへの思いを語る
主演した『アナザーラウンド』が、今年のアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したマッツ・ミケルセン。
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デンマーク出身で「北欧の至宝」という異名を持ち、元プロのダンサーであることを活かして切れのあるアクションやダンスを見せるマッツ。ハリウッドでは『007 カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル役を皮切りに「悪役ばかりオファーされ演じている」ことを本人も自覚しており、それについての思いを「IndieWire」に語った。
「アメリカの映画『残された者-北の極地-』では悪役じゃなかったんですよ。だからありがたく思いました。時代がちょっと変わって、みなさんがデンマークの映画を観てくれたらいいですね。おもしろいアクセントで話す平凡な男を受け入れてくれたらいいな」とハリウッドで「普通の役」を演じることに期待していると話した。「それが無理なら、現状にも満足します。ボンド、マーベル、『インディ・ジョーンズ』といった素晴らしいシリーズに声をかけていただいているんですから。すごくぜいたくですよね。だから、(悪役が)オファーされるなら、いつだってお受けします。そうじゃない役にだって、挑戦しますよ!」とどんな役にも意欲を燃やしていることを明らかにした。
一方で、「やらない」ことについても明確にしている。レオナルド・ディカプリオが『アナザーラウンド』をリメイク&主演することが報じられているが、マッツはリメイク版にはかかわらないという。「同じ役を再演するっていうのはやりにくいことだし、だれかに任せた方がいいと思うんです」。