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小松菜奈、初共演の林遣都に「救われました」『恋する寄生虫』完成披露試写会

11月公開予定の映画『恋する寄生虫』の完成披露試写会が昨日9月29日に行われ、W主演を務めた林遣都と小松菜奈、そして監督の柿本ケンサクが舞台挨拶に登壇した。

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『恋する寄生虫』完成披露試写会(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会
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11月公開予定の映画『恋する寄生虫』の完成披露試写会が昨日9月29日に行われ、W主演を務めた林遣都と小松菜奈、そして監督の柿本ケンサクが舞台挨拶に登壇した。


>>『恋する寄生虫』あらすじ&キャストはこちらから

本作は、孤独な2人が「虫」によって「恋」の病に落ちていく、臆病者たちの切なくも美しい“恋×虫”ラブストーリー。完成した映画について林さんは「撮影中は“虫”の映像だったり、CGの部分がどういう仕上がりになるのかわからない部分もたくさんあったんですが、出来上がった映像を見て、柿本さんの抜群のセンス、演出に感動しました」と言い、小松さんも「脚本の段階で、CGの部分とかどうなるかわからず、完成した時、どんなふうになっているか楽しみでした。私たちの役柄は潔癖症と視線恐怖症という、見えないものへの苦しみを抱えているんですけど、柿本さんの手で、それを体感できる――CGの部分でその人の状況を感じられるのが新しいし、それがポップに描かれている部分もあり、気持がぶつかり合う繊細な美しさ、冒頭の遣都さんとCGの映像が美しくて、見入っちゃいました」とそれぞれ感想を述べた。

今回心の痛みを抱える主人公を演じた2人は、これが初共演。林さんは「お会いするまで、勝手にクールなイメージを持っていたんですけど、接しやすくて、周りの人に愛される方で、撮影中の菜奈ちゃんのことを思い出すと、いつもスタッフと談笑しているイメージが浮かんできます。(クールな佇まいで舞台挨拶に立っている)いまの姿と現場で人と接している姿にギャップがあって、素敵だなと思います」と小松さんの印象を明かす。

一方の小松さんは、撮影前、あだ名をつけて距離を縮めていく作戦を考えたそうで、「そのあだ名が“ケント・デリカット”で…(笑)。それを伝えたら『それ、もう別人じゃん!』って笑ってて、でも『負けない!』と思ってその後もそう呼んでたら『なんか、もうクセになってきたかも…』と言ってくれて、そう見えなかったけど、嬉しかったんだなと(笑)。いや、嬉しかったのかわかんないですけど(笑)、喜んでもらえたのかなと」と現場エピソードを披露。「距離の縮め方が小学生男子みたいになっちゃったけど、現場ではお芝居に対する姿勢やアプローチがすごく真面目で、私が戸惑ったり迷ったとき、どう言えばいいのか? というのも全部話せる人でした。遣都さんが家に持ち帰って、それを『考えたんだけど、こう思うんだよね』と言ってくれたりして、優しいなと。遣都さんがいて救われましたし、色々助けていただきました」と感謝の気持ちを口にした。

そして、舞台挨拶最後には「最初に脚本でマスク越しのキスのシーンを読んだ時、その頃はまだマスクをしない時代だったので『受け入れてもらえるのかな?』と違和感があったけど、いまとなってはありえないことでなくなってきて、不思議ですが、いまの時代にそういう作品を残すことができてよかったなと思います。2人が惹かれ合っていく姿――切なくもいとおしく映画の中で生きているので、観ていただけたら嬉しいです」(小松さん)、「いま、人と人の距離、物理的な距離だけでなく、心の面でも遠くなってしまいがちな世の中ですが、人それぞれの世界があって、誰しも必ず身近に小さな幸せが散りばめられているし、誰しも大切な人がいる。それは動物でも、モノでも自然でもいいんですけど、そこに目を向けること、見失いがちなことに気づくことが大切なんじゃないか? そんなことを考えながら観ていただけたらと思います」(林さん)とそれぞれメッセージを送り、幕を閉じた。

『恋する寄生虫』は11月12日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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