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ケイトリン・デヴァー「たくさんの人が共感してくれると思う」映画『ディア・エヴァン・ハンセン』の意義を語る

『ディア・エヴァン・ハンセン』コナー(コルトン・ライアン)の妹であり、エヴァン・ハンセン(ベン・プラット)が恋心を抱くゾーイ・マーフィーを演じたケイトリン・デヴァーのインタビューが到着。

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『ディア・エヴァン・ハンセン』(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
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第71回トニー賞6部門ほか、第60回グラミー賞、第45回エミー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルの映画化『ディア・エヴァン・ハンセン』。今作で、究極の選択をしてしまったコナー・マーフィー(コルトン・ライアン)の妹であり、エヴァン・ハンセン(ベン・プラット)が恋心を抱くゾーイ・マーフィーを演じたケイトリン・デヴァーのインタビューが到着した。


>>『ディア・エヴァン・ハンセン』あらすじ&キャストはこちらから

オリヴィア・ワイルド初監督の映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(19)でも絶賛を受け、NETFLIXリミテッド・シリーズ「アンビリーバブル たった1つの真実」(19)ではゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞、テレビ批評家協会賞の主演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)にノミネートされ、その演技力が高く評価されているケイトリン

本作のオーディション時には「俳優と役柄の完璧なマリアージュだった」と製作陣から絶賛されるほど、兄の死後、ゾーイの中に生まれた相反する様々な感情を演じ切った彼女が、本作の役づくりや舞台版とは異なる魅力、そして映画版ならではの魅力などを語った。


★ゾーイは無理をしないし他人の目を気にしない。あんなふうに生きられたら


出演が決まる前から舞台を見に行って夢中になり、出演が決まった際は大喜びだった半面、好きな作品だからこそプレッシャーを大いに感じていたというケイトリン。「ゾーイの人となりに学ぶことも多かった。彼女は物語の中で驚くべき回復力を見せる。まだ若いのにとてもつらい体験をした子です。この役を演じる上でまず目指したのはしっかりと地に足のついた演技でした。ゾーイらしさを保ちながら私の解釈も盛り込みました」と彼女は語る。

「もちろんチョボスキー監督と相談した上でのことです。監督とはゾーイについて何度も話し合ってキャラクターを作り上げましたゾーイの好きな音楽のプレイリストも作りました。それを毎日聴くことで音楽好きの彼女の世界に入っていったのです。彼女は学校のジャズ・バンドのメンバーなんですよ」と、日常にもゾーイの趣向を取り入れて役づくりを行っていたよう。

自分とも共通点が多い役柄だったようで、「特に皮肉屋のところが似ています。私はよく皮肉を言ってしまうんです。もっとゾーイみたいな子になれたらいいのに。彼女は無理をしないし他人の目を気にしない。あんなふうに生きられたらすばらしいと思います」と話している。


★頭の中の葛藤を映画のカメラならきめ細やかに映し出せる


本作は映画化にあたって、舞台版の登場人物のディテール変更や新曲が加えられており、「映画版は舞台版とも深くつながっていてスケールの大きな作品に仕上がっています。でも『ディア・エヴァン・ハンセン』のような作品ではカメラで俳優に近寄れることも大事。映画版ではエヴァンの細かな表情を見られるしゾーイの両親のこともしっかりと見ることができます。彼らの心の動きも感じ取れる映像になっています」とケイトリンは言い、「こういうミュージカルでは本当にありがたいです。この作品の登場人物は心の内に不安や悲しみを抱えて生きていますその感情を押し込め拒否している人もいます登場人物の頭の中にある葛藤を映画のカメラならきめ細やかに映し出せる。すべてアップで確かめられてとても感動的です」とコメント。

そして、「エヴァンを愛しているファンも喜んでくれると思います。彼の奥深い感情までよく理解できます。日ごとの心情の変化も分かりますし、演技のすばらしさにも感銘を受けるはずです」と、カメラワークによって繊細な演技の動きまで捉えた映画版ならではの魅力を語っている。


★作品のテーマは人々が感じる孤独。まさに今こそ観てもらいたい作品


この作品が愛される理由について、「多くの人が登場人物たちに感情移入できますし、あらゆる年代の観客の心に響く物語です。子供を持つ親や心に不安を抱える子供たち、あるいは喪失の苦しみに悩む親や、兄弟を失って悲しみにくれる人、誰かを亡くした友人にかける言葉を探している人、そんな人たちが感情移入できるから広く愛される作品なんだと思います」と語った。

さらに続けて「舞台版を未見の人たちも楽しみにしてほしい。たくさんの人が共感してくれると思います。特に今は世界がひどい状態にあって、誰もが苦しい思いをしている。世界中のあらゆる人たちがいろんな意味で孤立しています。この作品のテーマは人々が感じる孤独だと思います。まさに今こそ観てもらいたい作品なのです。観終わった時には誰もが元気をもらえるはずです」と、世界中が経験したことのない状況下になり、一層孤独を感じる世の中だからこそ本作を見てほしいと思いを明かしている。

『ディア・エヴァン・ハンセン』は11月26日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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