ブランドン・クローネンバーグ監督の戦慄SFノワール『ポゼッサー』3月公開

各国の映画祭で話題をさらったブランドン・クローネンバーグ監督作『ポゼッサー』(原題:POSSESSOR)の公開日が来年3月に決定し、メインビジュアルと場面写真が解禁された。

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各国の映画祭で話題をさらったブランドン・クローネンバーグ監督作『ポゼッサー』(原題:POSSESSOR)の公開日が来年3月に決定し、メインビジュアルと場面写真が解禁された。

第三者の脳に入り込み所有者<ポゼッサー>として殺人を行う完全無欠の遠隔殺人システム。タシャは、殺人を請け負う企業に勤務するベテラン暗殺者。上司のミッションのもと、特殊なデバイスを使ってターゲットに近しい人間の意識に入り込み、徐々に人格を乗っ取っていきターゲットを仕留めたあとは、ホストを自殺に追い込んで“離脱”する。全てが速やかに完遂されていたが、あるミッションを機にタシャのなかの何かが狂い始める…。人格を乗っ取られた男との生死を賭けた攻防を、冷徹で研ぎ澄まされた映像美で描く。

本作は、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグ監督の、『アンチヴァイラル』から実に8年ぶりの長編第2作。2020年のサンダンス映画祭でワールドプレミアされ、各国の映画祭のあらゆる部門で39のノミネートと15の受賞を果たした注目作だ。昨年の第33回東京国際映画祭「TOKYO プレミア 2020」部門で上映されるや否や、その容赦ない暴力描写で観客の度肝を抜き、大きな話題となったことも記憶に新しい。全米映画批評家サイト・ロッテントマトでは200件以上のマスコミレビューがありながらも満足度94%の高評価を獲得した。

主演には『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』などホラー、カルト系の映画との好相性を予感させるアンドレア・ライズボロー。意識を乗っ取られる男に『ファースト・マン』『ピアッシング』のクリストファー・アボット

ブランドン監督がある日、まるで自分が自分でないような感覚に襲われ、急遽自身の人格を再創造する必要を迫られたという自身の経験から着想を得て製作されたという本作。他人の身体に入り込み、人格をコントロールしていく工作員の女。その過程で完全にコントロールされているはずの男の自我が、次第にひとつの身体の内で混ざり合っていく様を、父親譲りの様式美と過激描写に加え、執拗なバイオレンスや性描写にスタイリッシュなカメラワーク、面妖な色彩の映像で描き出す。そして誰も考えつかない冷徹かつ異常な物語と世界観は、観る者の心に深い傷跡を刻むことだろう。

その奇妙で不気味な世界観を切り取ったポスタービジュアルと場面写真も解禁。鬼才の遺伝子と戦慄の才能が花開く衝撃作に、期待が高まる。

『ポゼッサー』は2022年3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。

《text:cinemacafe.net》

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