※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

誰が真の“所有者”なのか?衝撃シーンの連続『ポゼッサー』狂気に満ちた本予告

他人の意識と肉体を乗っ取り暗殺ミッションを遂行する女と、乗っ取られた側の男の攻防を描く、ブランドン・クローネンバーグ監督最新作『ポゼッサー』より、本予告が解禁された。

映画 洋画ニュース
注目記事
『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
  • 『ポゼッサー』 (C)2019,RHOMBUS POSSESSOR  INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.

他人の意識と肉体を乗っ取り暗殺ミッションを遂行する女と、乗っ取られた側の男の攻防を描く、ブランドン・クローネンバーグ監督最新作『ポゼッサー』より、本予告が解禁された。


>>『ポゼッサー』あらすじ&キャストはこちら

この度、解禁された本予告編では、「この映画の本質に気づかなかった人は幸福な人だ」という不穏で挑発的なテロップに続き、「全世界が言葉を失った戦慄のSFノワール」と映し出されて幕を開ける。続けて、暗殺者のタシャ(アンドレア・ライズボロー)がある黒人女性を乗っ取り男性の喉元をめった刺しにする衝撃的なシーンの一部が映し出される。本シーンはイタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の『オペラ座/血の喝采』の技術面を参考にしたという。過激な鮮血の描写は本編でたっぷりと描かれる。

タシャには、幼い息子と別れたパートナーの男性がおり、暗殺者である自分の正体を2人に隠している。そんなタシャに、上司のガーダー(ジェニファー・ジェイソン・リー)は、「次は大型契約よ」と告げる。次なる標的は巨大企業のCEO。その令嬢の婿コリン・テイト(クリストファー・アボット)にタシャが入り込み、暗殺を行うという筋書きのようだ。

続くシーンでは、他人の潜在意識と肉体を<POSSESS/所有>する過程を可視化したスタイリッシュかつ刺激的な描写が挟み込まれる。その後、テイトに乗り移って暗殺を遂行しようとするタシャだったが、他人の脳から脱出するためには、その脳を破壊しなければならない。口の中に銃を突っ込み、引き金を引こうとするタシャだったが、どうしても撃つことができない。テイトの脳から抜け出せなくなったタシャは、その異常事態に慄き「私に何をした 私じゃない」と呟く…。

同じ肉体の中で激しくぶつかり合うタシャとテイトの攻防が、眩い光の点滅、流動する人体の輪郭と、フィジカルな特殊効果により、独自の美しさによって描かれていく。誰が真の<POSSESSOR/所有者>なのか? 自分は自分の<POSSESSOR/所有者>でいられるか? 最後に映る、まるで人間の抜け殻になったかのような、タシャのマスクを被った異様な姿も強烈なインパクトを残す。

アメリカの評論家エリアス・サバダは本作を「シェイクスピアも辿り着かなかった悲劇であり、ブランドン・クローネンバーグ監督は1段階ランクをあげた。彼の持つ闇は底無しだ」(※「Film International」)と評して絶賛。我々のアイデンティティを揺さぶり、人間性の闇の底へ誘うかのような作品だ。ちなみに本作は、作品の主題と描写が極めて刺激が強いため、18歳未満は閲覧禁止となっている。

『ポゼッサー』は3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top