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「ライバルであるパトリツィアとは気が合わない」『ハウス・オブ・グッチ』“もう1人の女性”が語る

『ハウス・オブ・グッチ』から、レディー・ガガ演じるパトリツィアとアダム・ドライバー演じるマウリツィオの夫婦に変化をもたらす女性パオラ・フランキを演じたカミーユ・コッタンのコメントと本編映像が到着。

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『ハウス・オブ・グッチ』 (C)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
『ハウス・オブ・グッチ』 (C)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
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  • 『ハウス・オブ・グッチ』パオラ役を演じたカミーユ・コッタン (C)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
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レディー・ガガやアダム・ドライバー、ジャレッド・レトらが出演し、1995年3月27日、ミラノで実際に起きた「GUCCI」3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺事件を描く『ハウス・オブ・グッチ』。この度、ガガ演じるパトリツィアとアダム演じるマウリツィオの夫婦に変化をもたらす女性パオラ・フランキを演じた、「エージェント物語」や「キリング・イヴ/Killing Eve」のカミーユ・コッタンのコメントと本編映像が到着した。


>>『ハウス・オブ・グッチ』あらすじ&キャストはこちらから

今回到着したのは、ガガ演じるパトリツィアが、真っ白なゲレンデが印象的なスキー場で、ある女性に「盗みを働いたことは?」と問いかけるシーンから始まる。「“人のものに手を出すな”と娘に教えてるところよ」と暗に相手にプレッシャーをかけ、冷静ながらも心の底の憤りをぶつけるような迫力が溢れており、ガガの多彩な表現力に圧倒されるシーンだ。

パトリツィアが語りかけるこの女性は、韓国リメイクも決まっているNetflix人気シリーズ「エージェント物語」(15~18)で世界中から注目を集め、映画『スティルウォーター』(21)や「キリング・イヴ/Killing Eve」にも出演するカミーユ・コッタン。彼女が演じるパオラ・フランキは、アダム演じるマウリツィオの幼なじみで、偶然再開を果たしたことをきっかけに、次第にマウリツィオと距離を縮めていく…。

映像内では、パトリツィアが全身真っ赤なスキーウェアを着こなしているのに対し、パオラは対照的な真っ白なスキーウェア。パオラの登場がパトリツィアとマウリツィオに一体どんな変化を及ぼすのか、期待が高まる映像となっている。

パオラ役を演じたカミーユは「パオラにはとても心動かされた。自分が手に入れたいものを分かっていて、それを誰かに見せつける気もない。パオラには、パトリツィアにはない自信があり、ライバルであるパトリツィアとは気が合わないのです」と役柄について明かす。

共演シーンの多かったアダムに対しては、「アダムはとてもきちんとしていて鋭く、同時に役柄の可能性を模索する余裕も持っていました。彼の演技には根拠があり、とてもよく考えられていたと思います。身体の使い方が舞台風だという特徴もありました」と現場での印象をふり返っている。

今回の映像の最後では、まるで勝ち誇ったかのような表情をみせるパトリツィア。しかし、華麗なるグッチ一族の名声に囚われ、金と権力、愛と裏切り、家族間の確執と復讐に翻弄されながら、次第に悲劇的な復讐の道へと進んでいく…。「パトリツィアが自身の地位を高めようとする行動に悪意はなく、純粋な気持ちから起きたものだと思います」とカミーユは言う。

「だけど残念ながら、最終的にパトリツィアは目的を果たせなかっただけでなく、当初よりもずっと悪いところまで落ちて行ってしまうのです」と、パトリツィアの欠点すら愛したガガが魅せるパトリツィア・レッジャーニ役に思いを馳せていた。

『ハウス・オブ・グッチ』は1月14日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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