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『ドリームプラン』最強姉妹を支えた“母”アーンジャニュー・エリス「諦めるわけにはいかない」

世界最強のテニスプレーヤー姉妹を描く『ドリームプラン』には、テニスを独学で学び、娘たちへの指導も行い、常に全力で家族を信じ支え続ける母の姿があった。

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『ドリームプラン』アーンジャニュー・エリス(C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
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  • 『ドリームプラン』(C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
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  • 『ドリームプラン』ポスター (C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

ウィル・スミス主演、世界最強のテニスプレーヤー姉妹を育てた父親を主軸に描く『ドリームプラン』。その“ドリームプラン”実現には、テニスを独学で学び、娘たちへの指導も行い、常に全力で家族を信じ支え続ける母の姿があった! 今回は母オラシーンを演じ、ゴールデン・グローブ賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞ほかで助演女優賞を獲得しているアーンジャニュー・エリスに迫った。


>>『ドリームプラン』あらすじ&キャストはこちらから

世界最強のテニスプレーヤー姉妹誕生の秘密を描く本作は、原題『King Richard(キング・リチャード)』のとおり計画書を作った父リチャードが主人公ではあるものの、世界最強姉妹誕生の裏には、姉妹の母オラシーンの家族への献身的な愛と、夫を叱咤激励する強い決意があった。

母オラシーンを演じた『ビール・ストリートの恋人たち』やHBOドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」、Netflix「ボクらを見る目」などで知られるアーンジャニュー・エリスは、すでにナショナル・ボード・オブ・レビュー助演女優賞、パームスプリングス国際映画祭アンサンブルパフォーマンス賞、ブラック映画批評家協会賞助演女優賞、ネバタ映画批評家協会賞助演女優賞、ワシントンD.C.映画批評家協会賞助演女優賞を受賞したほか、数々の賞にノミネートされ注目を集めている。

「原題は『King Richard』だけど、『Queen Oracene』とも言える」


初めは、オラシーンは母として子どもたちを応援しているチアリーダーのような存在だと思っていたと話すアーンジャニューは、実際は全く違ったと明かす。「オラシーンさんという女性は、リチャードさんと同じぐらい成功に貢献した存在だったことを知って、私はわくわくしました。この映画の原題は『King Richard(キング・リチャード)』だけど、『Queen Oracene(クイーン・オラシーン)』とも言えます」と、母の支えがあってこそ、世界最強のテニスプレーヤー姉妹ビーナス&セリーナ・ウィリアムズが誕生したのだと断言する。

併せて解禁された場面写真の1枚は、コーチと練習を続けるビーナスに対して、テニスクラブにも同行できないセリーナと母がコートで練習する場面だ。「オラシーンは、テニスのコーチになるために独自のトレーニングをしながら、同時に仕事もしていました。リチャードは少し現実離れしていて、自分の考えや夢をもっていました。オラシーンは、このプロジェクトのなかではどちらかというと地に足がついた理知的なタイプでした」と語るように、オラシーンは独学でテニスを学んで娘たちとトレーニングに励んだ。

別の場面写真は、手を握りしめる母の視点の先で、ビーナスが試合をしているシーンで、常に家族を信じる彼女の熱い想いがあふれ出ている1枚になっている。

また、破天荒なリチャードも時に迷い、弱音を吐くこともあった。アーンジャニューは「大きな困難が立ちはだかったときはいつも、リチャードに諦めさせなかった。それは『夢を諦めるわけにはいかない』というよりも、『娘たちへの責任を諦めるわけにはいかない』という思いだったのです」と続ける。場面写真でも、リチャードに毅然とした姿で向き合うオラシーンの強い眼差しがとらえられている。

リチャード役を演じるウィル・スミスは、「アーンジャニューにはスキルがある。シーンや人間関係に対する彼女の考え方にそれを感じます。僕らはオラシーンについて話し合い、計画書のことやこの家族の核心に迫ろうとしました」と、アーンジャニューの確かな演技力でオラシーンの姿を固めていったことを明かす。

レイナルド・マーカス・グリーン監督も、「アーンジャニューは本当にすばらしく、無からものを生み出すことができる。そして、間違いなく魅力的なのが、時折見せてくれる彼女の最も静かなシーンです。彼女は思慮深く力強いすばらしい女優で、仕事に対する倫理観や提案してくるアイデアもすてきです。彼女には本当に嘘偽りがありません。カメラというのは嘘をついていることを見抜くが、彼女は常に見事に演じてくれます」と、常に誠実に役柄に寄り添う女優として、彼女の仕事への向き合い方を讃えている。

アーンジャニューは、「世界中の人々が、実は彼女がビーナスとセリーナのコーチを務め、コートで一緒に練習をおこない、戦略を考えだし、娘たちをトレーニングし、さらにテニス界の歴史の流れを変えてしまう対戦方法を考案していたと知ることになるなんて、胸が熱くなります。彼女はこれだけのことをしていたのに、これまでその功績が認められていませんでした。今、人々にこの事実が知れ渡ることがとても嬉しい」と、世界最強姉妹を支え続けたオラシーンが世界中の人々に認められることに感慨を明かしている。

『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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