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【第45回日本アカデミー賞】『花束みたいな恋をした』有村架純、最優秀主演女優賞を受賞!

第45回日本アカデミー賞において、有村架純が『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞に輝いた。同作では、優秀主演男優賞を菅田将暉が受賞しており、「とにかくふたりで時間を紡いでいきました」と、有村さんは菅田さんと製作陣に感謝を語っていた。

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有村架純/第45回日本アカデミー賞 (C) 東京写真記者協会
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  • 『花束みたいな恋をした』 (C) 2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
  • 『花束みたいな恋をした』(C)2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
  • 有村架純/第45回日本アカデミー賞 (C) 東京写真記者協会

第45回日本アカデミー賞において、有村架純が『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞に輝いた。同作では、優秀主演男優賞を菅田将暉が受賞しており、「とにかくふたりで時間を紡いでいきました」と、有村さんは菅田さんと製作陣に感謝を語っていた。

優秀主演女優賞には、有村さんのほか、『老後の資金がありません!』の天海祐希、『そして、バトンは渡された』の永野芽郁、『騙し絵の牙』の松岡茉優、『いのちの停車場』の吉永小百合という5名が並んでいた。

『花束みたいな恋をした』は、『映画 ビリギャル』の土井裕泰監督との再タッグとなり、有村さんはヒロインの絹を演じた。菅田さん扮する麦と終電を逃したことをきっかけに出会い、好きなものが一緒という共通点を見出し、瞬く間に恋に落ちるふたり。カップルが過ごした5年間の何気ない、けれどかけがえのない日常をナチュラルに体現した有村さんは、見る者の共感を呼ぶラブストーリーの立役者となった。

撮影中は、とにかく菅田さんとコミュニケーションを取っていたという有村さん。「5年という月日を1か月半で表現するので、とにかく本番以外でどう時間を紡げるか、試行錯誤していました。目の前にあるものを面白がり、ガチャガチャがあればふたりでやったりして、紡ぎました」と有村さんが笑顔で言うと、菅田さんも「映画で描かれていない時間のほうが多いので、できる限り一緒に共通の作業はずっとやっていました」と、息の合った返しをする。

授賞式で有村さんの名前が長澤まさみから読み上げられると、有村さんはうれしそうに一礼し、笑顔でブロンズ像を受け取った。スピーチで、有村さんは「すごくびっくりしています。この賞をいただけたのは作品に携わる菅田さんはじめ、キャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげだと思っております。私が作品に対してできることは本当に少ないですし、限られていて。幾度となく背中を押してくれたのは、これまで出会った方々がくれた言葉たちでした。その方たちがいたから、好きな芝居を続けることができたのかなと思っています。本当にいつも支えてくださってありがとうございます」と、真摯な面持ちで語った。

「これからもひとりよがりな芝居をするのではなく、思いやりを持って芝居、現場、人に対して誠実に向き合い続けていきたいです。一緒に戦ってくれる仲間たちを大切に精進していきたいです。最後に、世界中が一刻も早く穏やかに過ごせますよう祈っております」と笑顔で締めていた。

《シネマカフェ編集部》

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