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ノエミ・メルラン、『パリ13区』でセリーヌ・シアマと再タッグ「登場人物たちは常にもがいている」

ジャック・オディアール監督×セリーヌ・シアマ脚本で贈る『パリ13区』から、セザール賞ノミネートのノエミ・メルランのインタビューが到着

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『パリ13区』(C)ShannaBesson (C)PAGE 114 - France 2 Cinéma
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2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、ジャック・オディアール監督×セリーヌ・シアマ脚本で贈る『パリ13区』。フランス映画界屈指のビッグコラボが話題を呼ぶ本作から、セザール賞ノミネートのノエミ・メルランからインタビューが到着した。


>>『パリ13区』あらすじ&キャストはこちらから

脚本セリーヌ・シアマ×ノエミ・メルランが『燃ゆる女の肖像』以来の再タッグ


2019年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞し、話題を呼んだ『燃ゆる女の肖像』。日本でもその人気は高く、公開されるやいなや、たちまち絶賛の声があがった。そんな『燃ゆる女の肖像』監督・脚本のセリーヌ・シアマと主人公の画家マリアンヌを演じたノエミ・メルランだが、本作『パリ13区』で2度目のタッグが実現した。

ノエミが演じたミレニアル世代の女性ノラは、心機一転で移住したパリで人気ポルノ女優と間違えられ、そこから大きく人生が動き出す。ノラの人物像について「彼女は強い人間であり、常に前に進み、戦います。不器用なところもありますが、愛すべき存在です。彼女のたどった道が、私たちの生きている時代を物語っているようで好きです」と語る。

本作は、様々な出来事が“女性目線”で描かれている物語。ノエミは「当然ながら、男性が女性の視線を持つこともできます。最初の打ち合わせのときからそう感じていました」と語り、「恋と同じで、優しくて、自分を尊重してくれる相手なら、身を任せたくなりますよね。俳優がヌードシーンで体をさらけ出すことも、そこに明確な合意があるからこそだと思います」と、本作の監督であるオディアールへの信頼の気持ちを打ち明ける。

そして、映画を鑑賞して一番印象に残っていることを尋ねられると「時代を超えた普遍性ですね。この映画は、ある意味では現代的です。現代では、いろんなことが分かりやすくなった反面、いろんなことが難しくなったと思います。『パリ13区』は現代社会に深く根ざした言葉の掛け合いで構成された現代劇です。私たちは何者なのか? 私たちは何を望んでいるのか? そこには多くの迷いがあり、登場人物たちは常にもがいています。私はそれがとても美しいことだと思うのです」という。

「この映画を見ていると、少しだけ孤独が和らぐと思います。生きていたい、愛し合いたい、恋をしたいと思うはずです。そして孤独との闘いに向き合う勇気を与えてくれると思います」とメッセージを寄せる。

あわせてノエミ演じるノラを捉えた新場面写真も解禁。心機一転、復学する大学へ向かう様子や、金髪のウィッグを被っている姿がとらえられている。

『パリ13区』は4月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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