【ドラマニア】胸にズシンと響く秀作揃い!冬ドラマ「勝手にベスト3」

2022年、最初のクールとなる冬ドラマ。今期は特に、胸の奥にズシン響く記憶に残る作品が多かったように思われます。そこで今日は、毎クール全てのドラマをチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」作品を、ランキング形式で振り返っていきましょう。

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「妻、小学生になる。」 (C) TBS
  • 「妻、小学生になる。」 (C) TBS
  • 「妻、小学生になる。」 (C) TBS
  • 「ミステリと言う勿れ」(C)フジテレビ
  • 「おいハンサム!!」

2022年、最初のクールとなる冬ドラマ。今期は特に、胸の奥にズシン響く記憶に残る作品が多かったように思われます。そこで今日は、毎クール全てのドラマをチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」作品を、ランキング形式で振り返っていきましょう。

第1位:深い真髄を突いた主人公の“名言”が胸を打つ「ミステリと言う勿れ」


菅田将暉さんが独特のモジャモジャ頭で主演をつとめたことでも話題のドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんの描く人気漫画を原作に、大学生主人公・久能整が自身の意表を突いた見解で難事件を解決に導いていく新感覚ミステリー。

もし稀に日常で事件の犯人と対峙する場面があったとしても、イチ大学生ならば、面倒事には関わりたくないと避けるのが一般的でしょう。しかし、本作の久能はひと味違います。犯人がかざす極論に対し、怯むことなく「常々思っていたのですが…」と独自の視点から物事の真髄を突き、相手の心に潜む闇を解き明かしていくから面白い。その闇は、時に視聴者の本心をチクリと刺すこともあり、いつの間にか久能の優しさに救われていたなんてことも。一話毎のストーリーも非常に丁寧に練られていて、事件篇で予想した展開が真相篇で大きくひっくり返り、良い意味で裏切られることも多かったのではないでしょうか。

犯人の傷に寄り添いながら、自分自身の苦悩とも向き合う彼の姿は、見る者に勇気と感動を与えてくれました。菅田さんの演技力に脱帽です。

第2位:奇跡の“生まれ変わり”が紡ぐ究極の結末に感涙「妻、小学生になる。」


愛する妻を失い、生きる意味を見失った夫・新島圭介(堤真一)とその娘が、“生まれ変わり”を名乗る小学生の女の子と出会い、再び人生と向き合う過程を描いたホームドラマ「妻、小学生になる。」。大切な人の死に直面したことがある人なら、誰でも一度は思い描いたことのある“生まれ変わり”――その喜ばしい側面だけでなく、切ない結末までを丁寧に描いた本作は、涙ナシには観ることのできない一作です。

天真爛漫な性格の妻・貴恵、まるで太陽のような存在の彼女が再来することで、多くの人の人生が明るく照らされ、それぞれプラスの方向へ変化していくのですが…。自分自身の未練を含め、その全てが快方の兆しを見せた時、再び訪れる本当の意味でのお別れがとにかく切ない。当たり前に日々を過ごしていた頃には気がつかなかった「生きることの意味」を、真っ直ぐな言葉で教えてくれました。

見た目は小学生ながら中身は大人という難しい役どころを、子役の毎田暖乃さんが堂々たる演技で演じきった点においても、大変見応えのある作品と言えるでしょう。

第3位:現代の生き辛さを“父の金言”でバッサリ成敗する「おいハンサム!!」


昭和の頑固親父の生き残りである父・源太郎(吉田鋼太郎)がゴルフクラブ片手に喝を入れていく令和のホームドラマ「おいハンサム!!」は、伊藤理佐さんの原作漫画を大胆にリミックスし、どこか懐かしい実家の雰囲気×最先端の恋愛事情を絶妙な配分で描いた話題作。本来であれば、「うざい」「暑苦しい」と言われがちな親父の小言が、一周も二周も回って、とても温かい“金言”として妙に胸に響いてくる新感覚のドラマでした。

仕事に恋に結婚…それぞれのフェーズで頭を抱える娘たちに向けて、源太郎が「伊藤家リモート会議」と称して招集をかけるのですが――どんな状況においても、会議に参加する年頃の娘たちが愛らしいんですよね。ため息を吐きながらも、父の言葉に耳を傾け、話が終わった頃には自然と笑顔になっている家族。人と人との繋がりが希薄になりがちな現代だからこそ、改めて小言の有難味を知る作品になっていました。彼らの今後、続編についても期待の声が高まっています。

あなたのお気に入りは、どの作品でしたか? 次回は、春ドラマのおすすめをご紹介予定です。お楽しみに。

《text:Yuki Watanabe》

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