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坂口健太郎&杏、月9でW主演 公正取引委員会のバディに「競争の番人」7月放送

坂口健太郎と杏が、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ「競争の番人」にてW主演。現在放送中の「元彼の遺言状」原作者・新川帆立が描いた最新作のドラマ化で、「公正取引委員会」を舞台に描く。

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杏&坂口健太郎(C)フジテレビ
杏&坂口健太郎(C)フジテレビ
  • 杏&坂口健太郎(C)フジテレビ
  • 「競争の番人」 (C)新川帆立/講談社
  • 坂口健太郎
  • 杏(C)Junko Tamaki(t.cube)

坂口健太郎が、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ「競争の番人」にてW主演。現在放送中の「元彼の遺言状」原作者・新川帆立が描いた最新小説のドラマ化で、「公正取引委員会」を舞台に描く。

坂口さんは今作が月9ドラマ初主演。杏さんは「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年1月期)以来、7年ぶりの月9主演となる。また、坂口さんと杏さんの共演は、2016年公開の映画『オケ老人!』以来、6年ぶり、ドラマでの共演は初となる。

今作の舞台は、これまでドラマとして描かれることがなかった「公正取引委員会」。原作は、4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新進気鋭の新川さんが「小説現代」(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売されたばかりの最新刊「競争の番人」(講談社)。同じ原作者の作品を2クール連続で放送するのは、フジテレビ史上過去にない異例のケースとなる。

坂口さん演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏さんが演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

誰もが一度は聞いたことはあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。実際に公正取引委員会で撮影を行うなど、“公取委”全面協力のもと、リアリティーあふれる作品に仕上がっている。

「競争の番人」 (C)新川帆立/講談社

公正取引委員会を舞台に、凸凹バディが不正の数々を暴く


競争激しい現代では、不正な手段で利益を生もうと画策する企業も。そんな行為を見破り、弱きを助け、強きをくじくフェアな市場を提供する公正取引委員会(以下、公取委)は、まさに、「競争の番人」とも呼べる存在。企業への立ち入り検査などを行う権利がある一方、警察の捜査令状のような強制的な権力や逮捕権は持っておらず、ほかの官庁からも見下されており、「弱小官庁」とやゆされることも(?)。小勝負(坂口さん)と白熊(杏さん)が所属する“ダイロク”の面々も自ら公取委のことを「弱小官庁」と卑下している。

そんな公取委で働く小勝負は、20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業後、どの会社・官庁にでも就職できたのに、あえて公取委に就職したことで、まわりからは「もっといいところに入れたはずでは?」と度々疑問を投げかけられる。小勝負自身は公取委で働くことにこだわりがあるようで、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やす様は、どこか狂気じみた信念を感じさせる。その理由は小勝負の過去に関係が? ほかの審査官とは違う独特の視点や洞察力がある一方、人とは違う調査の仕方で周囲からは変わり者と思われている。

そんな小勝負の身勝手な行動に、いつも振り回されるのが白熊。理屈っぽい小勝負とは性格や考え方など、何もかもが正反対。警察官の父に憧れ、自らも警察官に。しかし、ある事件で犯人を目前で取り逃がしてしまい、そのことが問題視され公取委への異動を命じられる。異動して早々に、公取委がほかの官庁に比べて「弱小官庁」だと説明され、その実態に驚きながら、個性豊かな“ダイロク”のメンバーと共に、企業の不正を暴こうと奔走する。

企業への立ち入り検査のほかにも事情聴取や、張り込み・尾行など真実を突き止めるために警察のようなことも行う一方、警察のような強力な権力を持たない公取委の捜査には、様々な障壁があり、白熊は公取委の実情にがくぜんとする。

ときに突拍子もない行動を取る小勝負と、実直で感情のままに行動し、気持ちと身体で体当たりしていく白熊はなかなか分かり合えず対立してしまうが、白熊は「たとえ弱くても戦う」と大きな敵にも臆することなく向き合う小勝負の考えや姿勢を次第に理解していく。


坂口健太郎&杏、ドラマでは初共演


坂口さんは、「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年4月期/フジテレビ・カンテレ)や、「イノセンス 冤罪弁護士」(2019年1月期/日本テレビ)、WOWOWオリジナルドラマ「ヒルSeason2」(2022年3月/WOWOW)、映画『余命10年』(2022)などドラマや映画で多数の主演作がある。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(2021年5月~10月)で演じた菅波光太朗は、SNS上で「#俺たちの菅波」がトレンド入りするほど国民に愛されるキャラクターとなった。

そんな坂口さんのフジテレビ連続ドラマへの出演は「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年1月期)、「シグナル 長期未解決事件捜査班」以来3作目、月9ドラマ初主演となる。今作への出演について坂口さんは「身が引き締まるというのはどの作品も同じなのですが、“月9枠で杏さんとW主演”というのは、もう一段上の気合が入った感じがします」とコメント。サスペンス、リーガル、ヒューマンドラマなど様々なジャンルの作品で役を演じてきた坂口さんにとって「公正取引委員会」は初めての題材に。「小勝負のパーソナリティーについては、まだ全てが明らかになっていません。小勝負は、過去に何か深いものを抱えていそうなんです」と話す坂口さんがどう演じるのか、注目だ。

坂口健太郎

杏さんは、日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(2021年10月期/TBS)や映画『CUBE 一度入ったら、最後』(2021)『とんび』(2022)などドラマや映画で話題作に立て続けに出演。新聞記者役を演じた「日本沈没-希望のひと-」では、英語での長ゼリフを流ちょうに話し、また、涙のシーンの後には、SNS上で「もらい泣きした」と反響を呼ぶなど、圧倒的な演技力に定評のある日本を代表する役者の1人。

今作で元刑事を演じる杏さんは「今までにお見せしてきた私へのイメージを一度なくして、新しい役として見ていただくために」とロングヘアを約20cmバッサリとカット。作中ではアクションシーンもあるため、様々なアプローチで役作りをする。月9ドラマ出演は、自身が主演を務め、平均世帯視聴率12.5%を獲得し好評を博したロマンチック・コメディ「デート~恋とはどんなものかしら~」以来、7年ぶり(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。地上波連続ドラマで主演を務めるのは、「偽装不倫」(2019年7月期/日本テレビ)以来、3年ぶり。杏さんは7年ぶりの月9ドラマへの出演について「社会情勢もこの7年でガラッと変わった中で、また月9という枠に戻ってくることができたのはすごくうれしいし、演じる意義みたいなものを感じています」とコメント。

杏(C)Junko Tamaki(t.cube)

2人は2016年公開の映画『オケ老人!』以来、6年ぶりとなるが、坂口さんが「小勝負と白熊としての僕と杏さんの空気感は自然と出来上がっていきました」と語ると、杏さんも「年齢も近いので、考え方などにギャップを感じることもなく、一緒に演じるのは楽しいですね」とお互いが信頼を寄せている様子。

坂口さんは「このドラマで描かれる公正取引委員会というのは、“弱小官庁”なんです。僕自身、時には“戦わずに負けても良い”と思うことがあります。そんな中で、小勝負の“弱くても、戦わなきゃいけない”というセリフが僕は好きなんです。まだまだうっ屈とした世の中で、小勝負、白熊、そしてダイロクメンバーといろいろな人物が登場しますが、彼らがやっていることを見て、次の日のちょっとした活力やパワーにしていただけたらと思いますし、そんな作品になるのではないかなと思っています」と、視聴者に向けてメッセージ。

そして杏さんは、公正取引委員会の歴史はまだそんなに古くないことを初めて知ったといい、「商売の歴史はずっと続いているのですが、そこに“競争を守る”という概念を取り入れたのは戦後からということなんです。今の生活で販売されている水は何百、何千種類とあり、デザインなど全てが競争の中で取り扱われているんだと知って、スーパーに買い物に行った時のちょっとした目線が変わった気がします。そんな競争をジャッジするのが小勝負や白熊なのですが、その中でいろいろな人の人生と社会が混ざり合っていく様子が、上手く表現されていると思うのでワクワクしています。このワクワク感をみなさんにも味わっていただけたらと思います」と、思いを込めて語った。


4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の新川帆立が2クール連続の月9原作者に


公正取引委員会を舞台に、20歳で司法試験に合格、東大法学部卒という天才・小勝負らの活躍を描く今作だが、原作の新川さん自身、東大法学部卒で司法試験に合格し、大手法律事務所での勤務経験もあり、さらには企業の法務部での勤務時代に企業が直面する法的問題全般を幅広く担当していたという異色のキャリアの持ち主。

そんな新川さんだからこそ、いままで描かれてこなかった公正取引委員会の世界を、スリリングに、ドラマチックに、そして時にはコミカルに描き、知的好奇心を満たすことができる全く新しい作品の誕生。新川さんは「原作は“令和版『HERO』”のイメージで、『Can You Keep A Secret?』を聴きながら書いたため、月9ドラマ化が実現してとてもうれしい」と明かし、今回のドラマ化決定を受けて「主人公の2人はそれぞれに異なる想いを抱え、ときに衝突しながらも、悪に立ち向かいます。坂口健太郎さん、杏さんがどのようなコンビとして活躍してくれるか楽しみにしています」とメッセージを寄せた。


第1話あらすじ


刑事としてとある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。

そんな中で、2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。調査の中で自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に? 性格や考え方など、何もかもが正反対の小勝負と白熊が調査する中で、様々な問題が起き、それに振り回されるダイロクの面々は、カルテル問題の真相にたどり着くことができるのか!?

「競争の番人」は7月、毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送。

《シネマカフェ編集部》

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