【ドラマニア】意外な結末に驚き!「マイファミリー」「ナンバMG5」など心を掴まれた春ドラマ「勝手にベスト3」

良い意味で想像を裏切られる展開が多く、記憶に残る名作揃いだった2022年の春ドラマ。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が心を掴まれた「勝手にベスト3」作品を選んで、ご紹介していきましょう。

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「ナンバMG5」最終話(C)フジテレビ
  • 「ナンバMG5」最終話(C)フジテレビ
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  • 「ナンバMG5」最終話(C)フジテレビ
  • 「ナンバMG5」cフジテレビ
  • 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」

良い意味で想像を裏切られる展開が多く、記憶に残る名作揃いだった2022年の春ドラマ。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が心を掴まれた「勝手にベスト3」作品を選んで、ご紹介していきましょう。

第1位:先の読めない展開は、まさにジェットコースター級!
「マイファミリー」


二宮和也さんの鬼気迫る演技が抜群に冴え渡ったドラマ「マイファミリー」は、誘拐された娘を取り戻すため、唯一の方法として“警察の排除”を選んだ主人公が、犯人の巧みな罠に落ち、犯罪の片棒を担がされていくノンストップファミリーエンターテインメント。

放送開始当初は、「誘拐ものか~…」と斜に構えていた部分もあったのですが、展開のスピードが想像の遥か上を進み、気がつけば翌週のオンエアを楽しみに待っている自分がいましたね。毎話少しずつ散りばめられた真犯人へ繋がるヒントに、SNS上の考察も加速。タイトルである「マイファミリー」という言葉の意味に、最終回でゾクッとした方も多いのではないでしょうか。「怖がる存在じゃないんだよ、家族は」という主人公の台詞が、いまも脳裏に焼きついて離れません。

誰かを大切に思って行動すればするほど、意図しない方向へ物語が進んでしまうジレンマ。家族の愛や友情、職場での絆など、身につまされるテーマを多く取り扱っているので、様々な角度で視聴者の胸に刺さるエピソードも満載です。

主演の二宮さんをはじめ、多部未華子さん、賀来賢人さん、濱田岳さん、玉木宏さんら実力派俳優たちが真っ向からぶつかる演技の素晴らしさと合わせて、まさに、二度三度見返したくなる癖のあるドラマと言えるでしょう。

第2位:企業のいろはや、時に「悪女」となる必要性が問われた痛快作


1988~97年に「BE・LOVE」で連載された深見じゅんさんの人気コミックを再ドラマ化した「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」は、運良く大手IT企業に入社したものの窓際部署である備品管理課に配属された主人公・田中麻理鈴(今田美桜)が、先輩である峰岸(江口のりこ)にその才能を買われ、あれよあれよと出世の階段を駆け上がっていく痛快なお仕事ドラマ。

回を追うごとに所属部署が変わるため、「なるほど、ここではこんな仕事をしているのか」と目からウロコな発見も多く、思わず真剣に見入ってしまいました。就活中の学生さんたちにも、おすすめの一作です。

中でもお話の中心として描かれてきたジェンダー問題――女性が管理職を目指しても、見えないガラスの天井が行く手を阻んでいるという現実の裏側には、「本当は管理職になりたくない」「叶うなら育休を取りたい」など、口に出せない男性たちの本心も潜んでいて…。等身大の目線で斬新な解決策を積極的に試していくマリリンの背中が、とっても眩しかったですね。

同僚の小野(鈴木伸之)×後輩の山瀬(高橋文哉)×憧れのT・O(向井理)とのラブフラグが回収され切らずに終わってしまったため、続編を期待する声も多いのではないでしょうか。楽しみです。

第3位:ヤンキードラマの中でも異彩!?
「ナンバMG5」


「ナンバMG5」最終話

不良漫画の伝説的作品と呼ばれる「ナンバMG5」は、筋金入りのヤンキー一家・難破家に生まれた次男・剛(間宮祥太朗)が、「ヤンキーをやめて普通の高校生になりたい」という夢を家族に内緒で実行する二重生活を描いた青春ドタバタ劇。

これまでにも幾度となく実写化されてきた“ヤンキー”ドラマですが、本作は、笑いあり涙ありの緩急が絶妙な割合でハマった当たり作品のように感じます。喧嘩をするために拳を握るのではなく、筆を持って絵が描きたい――剛が決意する背景がとても切なく、見る者の胸を大きく打つからです。

どんな環境においても、隣の芝生が青く見えることはあるでしょう。それを“憧れ”で終わらせることなく、実際に一歩前へ踏み出す剛の背中は、道に迷って立ち尽くしている多くの人に勇気を与えてくれること間違いなし! 特服を羽織ると、意中の女の子につい「ブス」と言ってしまうウブな一面も。

ピンチの時は、例えどのような状況でも支え合う仲間、そして家族の存在。年齢層やや高めの大人たちが演じる青くて苦い群像劇は、令和のドラマ界にとても爽やかな風を吹かせてくれました。

以上、2022年放送の春ドラマはいかがでしたでしょうか。

次回【ドラマニア】では、夏クールの注目をピックアップ予定です。お楽しみに!


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《YUKI》
YUKI

三度の飯よりドラマが大好き YUKI

テレビ局での勤務を経て、フリーに転身。毎クール全ての作品に目を通す【ドラマニア】としてコラムを執筆している。近年はシナリオライターとしても活動の幅を広げており、乙女ゲームをはじめ、CMや謎解きなど、ジャンルを問わず様々な企画に挑戦中。

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