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『ゲット・アウト』監督&主演コンビが5年ぶりにタッグ『NOPE/ノープ』キャストに迫る

ジョーダン・ピールの最新作『NOPE/ノープ』には、『ゲット・アウト』から5年ぶりに監督との再タッグとなるダニエル・カルーヤを筆頭に、キキ・パーマー、スティーブン・ユアンなど実力派俳優が集結

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『NOPE/ノープ』 (C)2021 UNIVERSAL STUDIOS
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日本に先駆けて公開を迎えたアメリカではランキング初登場NO.1を獲得、“熱い眼差し”が向けられているジョーダン・ピール最新作『NOPE/ノープ』。本作には、『ゲット・アウト』から5年ぶりに監督との再タッグを組んだ主人公を演じるダニエル・カルーヤを筆頭に、キキ・パーマー、スティーブン・ユアンなど実力派俳優が集結。衝撃のサスペンス・スリラー作を演じきったキャスト陣たちに迫った。


>>『NOPE/ノープ』あらすじ&キャストはこちらから

これまでスリラーというジャンルに社会性を巧みに結びつけ、観客の想像を覆す斬新な意欲作を生み出してきたジョーダン・ピール監督。南カリフォルニア、ロサンゼルス近郊にある小さな町で起こる“最悪の奇跡”を描いた、新時代の“サスペンス・スリラー”の世界観を最大限に具現化するにふさわしいキャスト陣たちが集結した。

主人公OJには、『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』で米アカデミー賞助演男優賞を受賞し、ピール監督の『ゲット・アウト』(17)でも同・主演男優賞にノミネート、『ブラックパンサー』でも知られる実力派俳優ダニエル・カルーヤ

OJは物静かで曲がったことを好まず、父親の牧場経営の後を継ぐ長男という役どころで、カルーヤにとってはこれまでになかったキャラクターでもある。ピール監督は「ダニエル・カルーヤが演じてきた中では僕が一番気に入っている役だ。彼とは通じ合うものがあるから、一緒に仕事するのが楽しみで仕方ない。お互い素直に気持ちをぶつけ合えるし、熱線に向かう誘導装置付きのミサイルみたいな感じで会話してしまう」と、かなり惚れ込んでいる様子。

カルーヤ自身も「OJの寡黙さが僕は大好きだ。それにしても今回の演技体験は独特だった。表情自体がセリフ代わりになったりしたから。つまりシーンによっては、僕が考えていることや表情が、観客に何かを伝えることになる。僕はいわば観客の分身なのに、ときには前もって何らかの情報を把握していたりする。それを観客が理解しやすいようにするのが僕の務めだった。つまり自分の頭の中の考えを明確にしておきながら、演技する必要があったんだ」と明かしている。彼の表情が作り出すその演技は、ピール監督作品のイメージに溶け込むような存在感を放っている。

カルーヤ演じるOJの妹であり、自由奔放で感情的な性格のエメラルド役には、10代からシンガー兼女優として活躍し、『ハスラーズ』(19)でジェニファー・ロペスやカーディー・Bらとの共演も果たすなど、演技の実力も評価されるキキ・パーマー

ピール監督は彼女と10年前に共演して以来、キキの独特な輝きをエメラルドにも反映したいと心に決めていたと言う。「エメラルドは周りもどんどん熱くしてしまうようなところがあって、運気がガンガン回ってる感じがする。僕はキャラクターを俳優に向けて書く傾向があると言われているけど、実際にその俳優と会って話してみて、さらにキャラクターを新たな場へと広げていったりもする。そういう意味でもキキほどのコラボレーターはいなかった」と監督自身も納得のキャラクター・エメラルドがキキによって完成された。

さらに、リッキー・“ジュープ”・パク役を演じるのは、「ウォーキング・デッド」でブレイク、『バーニング 劇場版』(18)での演技が高く評価され、L.A.映画批評家協会賞助演男優賞を受賞したほか全米で注目を集め、さらに『ミナリ』(20)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・ユァン

妻と3人の子を持つ人気テーマパークの経営者であるが、幼いころはスター子役としてかつては人気を博していた。しかし、出演していたホームドラマの本番中に起きたおぞましい事件が起きてしまったことがきっかけで、キャリアが暗転してしまった過去を持っている。ジュープは、娯楽産業の暗い面を象徴するキャラクターでもあり、物語のミステリー性を加速させる重要な登場人物をユァンが巧みに演じきっている。

実力面も証明済みのキャスト陣が集結し、謎に包まれた物語の行方に目が離せない本作。これまでサスペンス・スリラーの新時代を切り開き、現代社会への辛辣なメッセージをも絶妙に絡めた独特の作風で高い評価を得るピール監督史上最も壮大なスケールでおくる最新作にもか期待がますます高まる。

『NOPE/ノープ』は8月26日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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