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2023年まで「A24」の話題作続々!『LAMB/ラム』『MEN』『グリーン・ナイト』ほか

世界興行収入1億ドルを突破した最大のヒット作『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』(原題)まで、「A24」作品が怒涛の公開ラッシュ!

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『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
  • 『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
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  • 『カモン カモン』(C)2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
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  • 『X エックス』 (C)2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
  • 『X エックス』 (C)2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
  • 『X エックス』 (C)2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
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2023年3月に日本公開が決まったミシェル・ヨー主演の『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』(原題)は、3月25日に全米公開されると大ヒットを記録し、さらに世界興行収入1億ドルを突破して「A24」史上最大のヒット作となった。

「A24」といえば、設立10周年のアニバーサリーイヤーである今年2022年から来年にかけ、最旬俳優や気鋭クリエーターを起用したあらゆるジャンルの作品が続々と日本上陸を果たす。いずれも、社会現象を巻き起こした『ミッドサマー』、アカデミー賞作品賞ほか映画賞で絶賛された『ムーンライト』、「Rotten Tomatoes」史上最も多くの批評家から高評価を得て新記録を樹立した『レディ・バード』などに続く“傑作”の予感が漂うものばかり! 現在公開中の作品から公開予定の作品をまとめてみた。 


『カモン カモン』ホアキン・フェニックス×マイク・ミルズ監督とタッグ


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『ジョーカー』で世界を震撼させ、アカデミー賞主演男優賞に輝いたホアキン・フェニックスが、マイク・ミルズ監督と初タッグ。『人生はビギナーズ』では父親、『20センチュリー・ウーマン』(A24配給)では母親をモチーフにしてきたミルズ監督自身の子育て体験を反映させながら、ホアキンが持つ温かな一面をモノクロの映像で引き出し、日本におけるミルズ監督作品の最高オープニング成績を記録した。

ティモシー・シャラメが憧れという“甥っ子”役新星ウディ・ノーマンとホアキンは撮影前から親密に交流し、順撮りをしながら関係性を構築していったという。こうした奇をてらった作品群だけではないこともA24の特徴だろう。

なお、ホアキンは『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』のアリ・アスター監督の最新作『Disappointment Blvd.』(原題/2023)では主演を務める。

『カモン カモン』は11月2日(水)よりBlu-ray&DVDリリース。
Blu-ray:6,600円(税込)、DVD:4,290円(税込)

発売元:株式会社ハピネットファントム・スタジオ
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング



『X エックス』3部作でシリーズ化する怪作ホラー


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A24映画として初めてシリーズ化され、注目されるエクストリーム・ホラー。本作の前日譚といわれる『Pearl』(原題)は2022年トロント国際映画祭にてミッドナイトマッドネス部門に選出され、話題をさらったばかり。

監督・脚本を務めるのは、『The House of Devil(09/日本未公開)で ハリウッドのインディーズシーンの寵児となり、ホラー映画界のカリスマであるイーライ・ロスからの信頼も厚いタイ・ウェスト。主演には『サスペリア』で注目を集めたミア・ゴスを起用。本作にはホラー、スリラー、スラッシャー・ムービーなどのジャンル映画や、アメリカン・ニューシネマ、70年代~ 80年代のさまざま映画へのオマージュたっぷり。

『X エックス』は12月2日(金)よりBlu-ray&DVDリリース。
Blu-ray:6,380円(税込)、 DVD:4,290円(税込)

発売元:株式会社ハピネットファントム・スタジオ
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング


X エックス [Blu-Ray]
¥6,380
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

『Zola ゾラ』SNSから生まれたスリリングなロードムービー


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デトロイトに住むウエイトレスでストリップダンサーのアザイア・“ゾラ”・キングがTwitterに投稿し、「ストリッパー・サーガ」と呼ばれた148のツイートを元に映画化。エッジの効いた作品を数多く世に放ってきたA24がTwitterの着信音とともに現代に贈る、性搾取と暴力、人種差別などを映し出したスリリングすぎるロードムービー 。

実際にストリップクラブで働いてみたというゾラ役のテイラー・ペイジは、ケンドリック・ラマーのアルバム「Mr. Morale & The Big Steppers」からの短編『We Cry Together』、レナ・ダナム監督・脚本の『Sharp Stick』、ダイアン・キートンと共演した『Mack&Rita』、『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』(A24配給)監督イライジャ・バイナムの最新作『Magazine Dreams』(いずれも原題)、さらに『ビバリーヒルズ・コップ』最新作などまで引っ張りだこ、いまやハリウッドの寵児となっている。

『Zola ゾラ』は全国にて公開中。


『LAMB/ラム』“羊ではない何か”とは…新感覚ネイチャー・スリラー


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『ミッドサマー』のように、ある地域の風土や風習などのアイデンティティーをスリラーに落とし込んだ本作。ノオミ・ラパス主演で、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていくアイスランドの羊飼いの夫婦を描く。第74回カンヌ国際映画祭で上映されるや観客を騒然とさせた衝撃作で、A24が北米配給権を獲得した。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンが長編初監督。アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』(A24作品)のロバート・エガース監督待望の新作『The Northman』(原題)でも脚本を手掛けるショーンが共同脚本。

『LAMB/ラム』は9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。


『アフター・ヤン』AIロボットの記憶に迫る


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日本の名匠・小津安二郎監督をこよなく愛し、静謐な建築の世界を描いた前作『コロンバス』が世界中で話題となった映像作家コゴナダが監督・脚本。長編第2作では主演にコリン・ファレルを迎え、『エクス・マキナ』でもAIロボットをテーマにしていたA24とタッグ。日常の延長線上にある近未来を、視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなくアーティスティックに描いた。

『コロンバス』で主演を務めたヘイリー・ルー・リチャードソンがキーパーソンとして登場。また、オリジナルテーマを坂本龍一が作曲、音楽をAska Matsumiyaが担当、その世界観に人間味をもたらしていく。

『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。


『グリーン・ナイト』A24史上最も壮大なダークファンタジー


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「指輪物語」のJ・R・R・トールキンが現代英語に翻訳し、広く読まれてきた14世紀の作者不明の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(A24作品)のデヴィッド・ロウリー監督が大胆に脚色したA24史上最も美しく、壮大なダークファンタジー。

『A GHOST STORY』では白いシーツのゴーストが強烈な印象を与えたロウリー監督は、デヴ・パテル演じるサー・ガウェインの旅の相棒となるキツネや彷徨う巨人たち、全身が草木に包まれた独自の“緑の騎士”を生み出した。その圧倒的な映像美とともに、アリシア・ヴィキャンデルジョエル・エドガートンショーン・ハリスバリー・コーガンといった個性豊かな俳優たちの共演にも期待。

『グリーン・ナイト』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。


『MEN 同じ顔の男たち』アレックス・ガーランド監督の新作


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『ワイルド・ローズ』『ジュディ 虹の彼方に』やNetflix映画『もう終わりにしよう』で脚光を浴び、マギー・ギレンホール監督作『ロスト・ドーター』でアカデミー賞助演女優賞にミネートされたジェシー・バックリーが主演。

『ザ・ビーチ』の原作者で、ウイルスパニックを描いた『28日後…』やカズオ・イシグロ原作の『わたしを離さないで』などの脚本家にして、2015年オリジナル脚本の監督デビュー作『エクス・マキナ』(A24作品)で絶賛を受け、アカデミー賞視覚効果賞をもたらしたアレックス・ガーランドの最新作。

第75回カンヌ国際映画祭「監督週間」で上映されて衝撃を与えた本作の引き込まれるような映像美と不穏な雰囲気は、『ミッドサマー』級のトラウマとなりそうな予感大。

『MEN 同じ顔の男たち』は12月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開


『Never Goin’Back/ネバー・ゴーイン・バック』パワフルガールズムービーが日本上陸


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2018年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でゲームチェンジャー賞にノミネートされた、オーガスティン・フリッゼル監督の長編デビュー作が待望の日本公開。フリッゼル監督は、パートナーである『グリーン・ナイト』『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリー監督と短編映画を製作していたが、若かりし日の“暗黒時代”を笑い話に変えようと本作製作を決意。毎月の家賃の当てもなく、友人と一緒に困難な暮らしを送っていた日々の実体験から着想を得ている。

キャストには、『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』のマイア・ミッチェルと『デス・ウィッシュ』のカミラ・モローという次世代俳優が抜擢されている。

『Never Goin’Back/ネバー・ゴーイン・バック』は12月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。


『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』(原題)ミシェル・ヨーが大暴れ!


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“カンフー”と”マルチバース”の融合が全人類を救う感涙(!?)のアドベンチャー。A24史上最大のヒットを記録、本年度のハリウッド批評家協会賞でも作品賞含む7部門を受賞している話題作がついに上陸。アジア系女優のレジェンド、ミシェル・ヨーが主演し、カンフーアクションを披露『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『グーニーズ』キー・ホイ・クァンの復帰にも注目。

監督は、生者と死者のコンビをユーモラスにブラックジョークたっぷりに描いた『スイス・アーミー・マン』(A24作品)の「ダニエルズ」ことダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン。

『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』は2023年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。


ドラマシリーズにも注目!西島秀俊がAppleとのタッグ「Sunny」に参加


なお、A24製作によるドラマシリーズといえば、HBOとのタッグにより主演のゼンデイヤが2度目のエミー賞を獲得した「EUPHORIA/ユーフォリア」が最も有名。HBOとはザ・ウィークエンド&リリー=ローズ・デップ、「BLACKPINK」ジェニーら出演の「The Idol」(原題)やパク・チャヌク監督×ロバート・ダウニー・Jr.の「The Sympathizer」(原題)といった話題作も待機している。

その一方、Appleとのタッグでオリジナルシリーズ「Sunny」(原題)の製作が伝えられ、『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が参加することが発表されている。主演はソフィア・コッポラ監督『オン・ザ・ロック』のラシダ・ジョーンズで、西島さんはラシダ演じる主人公の夫で優秀なロボット工学者の役を演じる。

西島秀俊

日本公開はいつ!? 待機作も続々


そのほか、Appleとの共同製作映画でジェニファー・ローレンスとブライアン・タイリー・ヘンリー共演『その道の向こうに』が11月4日(金)よりApple TV+にて配信予定。

ヴェネチア映画祭、トロント映画祭で絶賛を受けたダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演&「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のセイディー・シンク共演作『The Whale』(原題)は、おそらくアカデミー賞でも注目を集めること必至だ。

『The Whale』キャスト&監督 Photo by Stefania D'Alessandro/WireImage

ほかにも、ティルダ・スウィントン主演のミステリー『The Eternal Daughter』、アマンドラ・ステンバーグ主演によるパーティ・スラッシャー『Bodies Bodies Bodies』、セバスチャン・スタンと『わたしは最悪。』レナーテ・レインスヴェによるスリラー映画『A Different Man』、レインスヴェとリリー=ローズ、「イカゲーム」のチョン・ホヨンの競演による『The Governesses』や、ミーガン・ザ・スタリオンも参加するミュージカルコメディ『F*king Identical Twins』、コメディアンのネイサン・ミンと『ミナリ』(A24×PLAN B)のスティーヴン・ユァンが「ダニエルズ」とタッグを組む『Mason』(いずれも原題)などなど、新作・待機作は枚挙にいとまがないほど。A24は今後も絶対に見逃せないのだ。

《シネマカフェ編集部》

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