※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

映画祭「東京フィルメックス」ラインアップ発表 ツァイ・ミンリャン監督特集上映も

アジアを中心に世界から新進気鋭の監督たちの作品を集め、どこよりも早く、ここでしか観られない注目作品がラインアップされる国際映画祭「東京フィルメックス」が、10月29日(土)より開催決定。本日10 月4日(火)にラインアップ発表記者会見が行われた。

最新ニュース スクープ
注目記事

アジアを中心に世界から新進気鋭の監督たちの作品を集め、どこよりも早く、ここでしか観られない注目作品がラインアップされる国際映画祭「東京フィルメックス」が、10月29日(土)より開催決定。本日10月4日(火)にラインアップ発表記者会見が行われた。

「東京フィルメックス・コンペティション」9作品、「特別招待作品」4作品、「メイド・イン・ジャパン部門」2作品、東京国際映画祭と共同開催する「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集(3作品上映)」が予定されている同映画祭。

オープ二ングを飾るのは、イラン当局に拘束される中、ヴェネチア国際映画祭で上映され審査員特別賞を受賞した、ジャファル・パナヒ監督作『ノー・ベアーズ』(英題)。今回、日本初上映となる。また、クロージング作品は、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞したリティ・パン監督作『すべては大丈夫』。パン監督は、今年の審査委員長を務める。

『ノー・ベアーズ』(監督:ジャファル・パナヒ)

そしてコンペティション部門には、パレスチナ、カンボジア、インドネシア、タイ、中国、韓国、日本から9作品が並んだ。共催企画である「タレンツ・トーキョー」修了生のソラヨス・プラパパン監督作『アーノルドは模範生』や修了生のプロデュース作品となるマクバル・ムバラク監督作『自叙伝』なども入っている。これ加え、アリ・チェリ監督作『ダム』、キム・セイン監督『同じ下着を着るふたりの女』(原題)の計4本は、長編デビュー作だ。

『自叙伝』(監督:マクブル・ムバラク)

特別招待作品には、ワン・シャオシュアイ監督作『ホテル』、カミラ・アンディニ監督作『ナナ』など。昨年から新たに始まったメイド・イン・ジャパン部門では、高橋泉監督作『彼女はなぜ、猿を逃したのか?』、太田達成監督作『石がある』の2作品が上映予定となっている。

今回の会見には、コンペティション部門に選出されたホアン・ジー、大塚竜治、工藤将亮がゲストとして参加。コンペティション部門への選出、映画祭で日本初上映となることについてホアン・ジー監督は「日本人と中国人の夫婦が作った映画が、日本という場所に暮らす人たちにどう観られるのか。私たちの作品の特徴はリアリティ。だからお客さんのリアルな声を聴きたい!」と期待。大塚監督は「フィルメックスという厳選された作品が上映される場に身が引き締まる気持ち」、工藤監督は「嬉しいけれど緊張もすごくて、レベルの高い作品と一緒に上映できることを誇りに思う」と上映を控えた心境を明かした。

『石門』(監督:ホアン・ジー&大塚竜治)

また、そのほかの企画として、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと東京国際映画祭との共催で、今年デビュー30周年を迎えるツァイ・ミンリャン監督の特集上映も行われる。

なお一般チケットは、10月16日(日)10時より発売開始される予定だ。

「第23回東京フィルメックス」は10月29日(土)~11月5日(土)有楽町朝日ホールにて開催。


アジア映画の森――新世紀の映画地図
¥3,080
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《シネマカフェ編集部》

特集

編集部おすすめの記事

【注目の記事】[PR]

特集

page top