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九州の街を舞台に喪失感にとらわれた男女の心情を映し出す『柳川』本予告

中国で絶大な人気を誇るニー・ニーが主演を務め、チャン・ルーイー、シン・バイチン、池松壮亮ら日中の俳優が共演する『柳川』より、予告映像と場面写真が解禁された。

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中国で絶大な人気を誇るニー・ニーが主演を務め、チャン・ルーイー、シン・バイチン、池松壮亮ら日中の俳優が共演する『柳川』より、予告映像と場面写真が解禁された。


>>『柳川』あらすじ&キャストはこちら

柳川を舞台に、死や消失を受けて喪失感にとらわれた人々の心の揺れ動きを、寄り添うようにしてフィルムにおさめていく本作。物語は、中年になり自分が不治の病であることを知ったドン(チャン・ルーイー)が、長年疎遠になっていた兄・チュン(シン・バイチン)を柳川への旅に誘うことから始まる。柳川は北京語で「リウチュアン」と読み、2人が青春時代に愛した女性「柳川(リウ・チュアン)」と同じだった。

20年ほど前、チュンの恋人だったチュアン(ニー・ニー)は、ある日突然姿を消してしまったが、いまは柳川で暮らしているという。誰にも理由を告げずに消えた彼女の存在は、兄弟の中で解けない謎になっていた。そして2人は、柳川でついにチュアンと再会する。

物語の中心人物である兄弟のドンとチュン、ヒロインのチュアン、そして兄弟が宿泊する宿の家主の男。4人はすべからく身近な者の早すぎる死や、突然の消失を経験している。予告編では、そんな4人が心の奥底にしまいこんだ喪失感を埋め合わせるかのうように、宿や店内で語り合う姿が切り取られ、様々な表情をみせる「柳川」という不思議な街に流れる穏やかな時間が映し出されている。予告編のナレーションは、リュル監督の『福岡』に出演している女優・山本由貴が務めた。

『柳川』の日本公開を受け、リュル監督は「監督として、喜ばしくもあり、緊張もしています。柳川で撮影した映画をついに日本の皆さんに届けられると思うと嬉しい反面、この作品で描いた愛が皆さんに受け入れられるか緊張してもいるのです。皆さんの感想を待つしかないですね。気に入ってもらえることを願っています」とコメントしている。

なお、最新作『柳川』の公開を記念して、<福岡三部作>としてチャン・リュル監督の近作『群山』(2018)、『福岡』(2019)も一部劇場にて同時期に公開予定。本日10月14日(金)より通販サイト「メイジャー」及び新宿武蔵野館をはじめとする劇場窓口にて、先着特典ポストカードセット付き全国特別共通鑑賞券が販売開始される。

【チャン・リュル監督 コメント】
12月に『柳川』が日本公開を迎えます。監督として、喜ばしくもあり、緊張もしています。柳川で撮影した映画をついに日本の皆さんに届けられると思うと嬉しい反面、この作品で描いた愛が皆さんに受け入れられるか緊張してもいるのです。皆さんの感想を待つしかないですね。気に入ってもらえることを願っています。

柳川は美しい水郷であり、映画に登場する美しい中国人女性も柳川といいます。柳川という娘が柳川という街にやって来て、物語と愛が水路のように流れていくのです。

『柳川』は12月30日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開、12月16日(金)よりKBCシネマにて福岡先行公開。


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《シネマカフェ編集部》

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