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佐藤浩市が黒木華の父親役『せかいのおきく』第二弾キャスト&海外版ビジュアル解禁

阪本順治監督作『せかいのおきく』より第二弾キャストが発表され、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司が出演することが分かった。さらにキャラクター写真と海外版ポスタービジュアルも併せて解禁された。

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『せかいのおきく』(c)2023 FANTASIA
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  • 「サイレント・トーキョー」製作発表会見 佐藤浩市
  • 石橋蓮司

阪本順治監督作『せかいのおきく』より第二弾キャストが発表され、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司が出演することが分かった。さらにキャラクター写真と海外版ポスタービジュアルも併せて解禁された。


>>『せかいのおきく』あらすじ&キャストはこちら


本作は、数々の名作を産んできた阪本順治監督が、黒木華主演、共演に寛 一 郎、池松壮亮で贈る最新作。人間の排泄物さえも肥料とした循環型社会を確立していた江戸時代を舞台に、若者の青春を描いた時代劇だ。150年以上前のライフスタイルが教えてくれる未来のためのメッセージ、〈人と人のぬくもり〉と〈いのちの巡り〉を鮮烈なモノクロ映像で描く。

この度解禁となったキャスト陣は、日本映画界を牽引する、阪本組常連のベテラン俳優3人。黒木さん演じる主人公・おきくが文字を教える寺の住職・孝順を演じるのは、『BROTHE』(00)の北野武作品や、『亡国のイージス』(05)、『冬薔薇(ふゆそうび)』(22)など阪本監督作品への出演も多数の眞木蔵人

佐藤浩市

元勘定方ながらいまは貧乏な長屋暮らしをしている、おきくの父・源兵衛を演じるのは、『64-ロクヨン-』(16)、『Fukushima 50』(20)などに主演、日本映画界を代表する名優・佐藤浩市。佐藤さんと寛 一 郎は、『一度も撃ってません』での親子初共演に続き、本作が二度目の共演となる。

そして、おきくと同じ長屋に住む元早桶屋の孫七には、2020年阪本監督作品『一度も撃ってません』で19年ぶりの主演が話題となった名バイプレイヤー、石橋蓮司

阪本監督の盟友が集結した本作について、眞木さんは「この作品で世界に誇れる江戸時代から日本独自のPermaculture(パーマカルチャー)をトピックにしている所も見所の一つだと思います。そして阪本監督がメガホンを握ることにより更に素晴らしい作品になった事を確信しています」、佐藤さんは「二極化が進んでいくであろう昨今の時代劇ですが、『せかいのおきく』は何方にも属さない新しい青春時代劇映画です」と、それぞれコメントを寄せた。

また、併せて解禁となったキャラクター写真は、いまよりもずっと貧しく不遇な時代にありながらも、逞しくひたむきに生きる6人の豊かな表情が切り取られ、彼らの眼差しや息遣いが伝わってくるようなものとなっている。

さらに本作が、第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション部門にノミネートされ、同時に海外版ビジュアルが解禁された。オランダ第二の都市ロッテルダムで開催される、世界三大映画祭に次ぐ重要な映画祭のひとつとされている映画祭で、2023年1月25日~2月5日(現地時間)に開催される。

本作がノミネートされたビッグスクリーンコンペティション部門は、一般の映画ファンから選ばれた審査員によってアワードを選出し、受賞作はオランダでの公開やテレビ放映も見込まれる画期的な部門。

ロッテルダム国際映画祭のプログラマーを務めるクリスティーナ・アシェンブレネロヴァは、本作が選出された理由について「武士時代の終わりを舞台に、環境および階級問題を背景に描かれたロマンス作品。『せかいのおきく』には、他の時代劇にはない全てがある。阪本順治監督は、汚物のユーモアと鋭い視点を完璧に取り入れることで、彼特有の大胆さを時代劇に反映し、観客に驚きと大きな喜びを与える」と語る。

江戸時代の〈循環型社会〉を企画の背景に用いた本作が、サスティナビリティの先進国であるオランダの観客にどのように受け入れられ、評価されるのかにも注目が集まる。

解禁された海外版ビジュアルは、サントリーウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズ、とらや等の広告制作およびアートディレクションや、映画『誰も知らない』(04)や『海よりもまだ深く』(16)などの宣伝美術を手掛けた葛西薫によるもの。おきく(黒木華)、中次(寛 一 郎)、矢亮(池松壮亮)の3人が厠の軒先で雨宿りをする印象的なシーンが切り取られた、品格と風情を併せ持ったポスターデザインになっている。

【眞木蔵人 コメント】
江戸時代の庶民の心の拠り所であるお寺の住職役、孝順をやらせていただきました。現在では想像もできないくらいの理不尽な事だらけの時代に少しでも安心、温もり、生きている事の喜び、笑顔を与えられる、少しお茶目な住職を意識し演じました。
この作品で世界に誇れる江戸時代から日本独自の Permaculture(パーマカルチャー)をトピックにしている所も見所の一つだと思います。
そして阪本監督がメガホンを握ることにより更に素晴らしい作品になった事を確信しています。

【佐藤浩市 コメント】
昔ながらの丁寧な造りの時代劇、何人も観やすい今風な造りの時代劇。
二極化が進んでいくであろう昨今の時代劇ですが、「せかいのおきく」は何方にも属さない新しい青春時代劇映画です。
この青春汚穢時代劇を是非楽しんでください!

『せかいのおきく』は2023年4月28日(金)より全国にて公開。


《シネマカフェ編集部》

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