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『犬王』第50回アニー賞で長編インディペンデント作品賞&脚本賞ノミネート

“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞のノミネートが、日本時間1月18日深夜に発表。湯浅政明監督の『犬王』が長編インディペンデント作品賞、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされた。

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“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞のノミネートが、日本時間1月18日深夜に発表。湯浅政明監督の『犬王』が長編インディペンデント作品賞と脚本賞(野木亜紀子)にノミネートされた。


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本作は、「平家物語 犬王の巻」(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚との強烈な友情と“能楽”の世界を鮮烈な視点で描いた作品。

湯浅監督×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)らクリエイター陣にくわえ、犬王役には、「女王蜂」として音楽活動をはじめ止まらない躍進を遂げるアヴちゃん。友魚役は、カテゴリーに縛られない表現者として卓越した演技力・歌唱力を持つ森山未來が演じている。

2022年5月28日に全国121館で封切られ、観客動員数24万人、興行収入3.5億を突破。公開から7か月を超えるいまもロングラン上映を続けている。

また、アニー賞は1972年、国際アニメーションフィルム協会(International Animated Film Association)によって設立。年に一度、世界中の優れたアニメーション作品・スタッフ・キャストに贈られる賞で、“アニメーション界のアカデミー賞”とも呼ばれる。

湯浅監督作品が同・長編インディペンデント作品賞にノミネートされるのは『きみと、波にのれたら』(2021)以来2度目。「アドベンチャー・タイム」でのTV部門監督賞へのノミネートも併せると3度目となる。受賞した場合、日本製作の作品としては2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙に。脚本賞は宮崎駿監督/スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』(2002)、『風立ちぬ』(2013)以来のノミネート。

長編インディペンデント作品賞には、A24が北米配給したストップモーションアニメ『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)やNetflixアニメ映画『エルマーのぼうけん』などがノミネートされている。

受賞作品は日本時間2月26日(日)、現地時間2月25日(土)にロサンゼルスで予定されている授賞式で発表。主なノミネートは以下の通り。

『私ときどきレッサーパンダ』

第50回アニー賞 主要ノミネート


作品賞
『私ときどきレッサーパンダ』
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
『長ぐつをはいたネコと9つの命』
『ジェイコブと海の怪物』
ウェンデルとワイルド』

長編インディペンデント作品賞
『Charlotte』(原題)
『犬王』
『Little Nicholas, Happy As Can Be』(原題)
『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)
エルマーのぼうけん』

監督賞(長編)
ドミー・シー『私ときどきレッサーパンダ』
ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
ディーン・フライシャー・キャンプ他『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)
ノラ・トゥーミー『エルマーのぼうけん』
ヘンリー・セリック『ウェンデルとワイルド』

脚本賞(長編)
ドミー・シー、ジュリア・チョー『私ときどきレッサーパンダ』
ジェイソン・ロフタス『ETERNAL SPRING長春
野木亜紀子『犬王』
ディーン・フライシャー・キャンプ、ジョニー・スレイト他『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)

《シネマカフェ編集部》

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