優れたPodcastを表彰する「第4回 JAPAN PODCAST AWARDS」が発表された。
2019年秋に立ち上がった、優良なPodcastコンテンツを発掘し、応援する日本初のアワード「JAPAN PODCAST AWARDS」。「今、絶対に聴くべきPodcast」「もっと世の中に知られるべきPodcast」を、日本の音声コンテンツに深くかかわる各社協力のもと発掘し、新しいPodcastの可能性を見つけられるビビットな感性を持つ選考委員が選考。自薦エントリーとリスナー投票の受付を特設フォームから実施し、1月にノミネート作品の発表を経て、3月18日に授賞式が行われた。
大賞は、Amazonオーディブルで配信する「佐藤と若林の3600」と「Matthew’s Matthew マシュー南の部屋の中のマシュー」。
佐藤満春(どきどきキャンプ)と若林正恭(オードリー)が、2006年~2008年にかけて配信していたトークポッドキャストを、新たにAudibleオリジナルとして復活した「佐藤と若林の3600」は、2人の仕事や私生活などをテーマに、雑談に次ぐ雑談からリスナーからの質問やメッセージに対するコメントなど、地上波では絶対に話せない内容盛りだくさん。
一方、「Matthew’s Matthew マシュー南の部屋の中のマシュー」は、ゲストを迎えたほかでは聞けない貴重なトークや、マシューの個性と価値観全開のスペシャル企画など、クリエイティブかつセンシティブではんなりしたマシューワールドが繰り広げられる。
ほかにも、岩井俊二監督・西川美和監督の下、多くの才能が集結して「すべてのモノには物語がある」というコンセプトのもと、“モノとの出会いと別れ”が生み出すストーリーを届ける「モノガタリ by mercari」がエンタメ賞。俳優・仲野太賀が、日頃感じたことや、皆に言いたいことをSNSの代わりに発信する、長めのつぶやきのようなポッドキャスト「仲野太賀のPodcast」がパーソナリティ賞を受賞した。