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映画的リアリティにこだわった『ノートルダム 炎の大聖堂』フィーチャレット映像

『ノートルダム 炎の大聖堂』より、撮影現場の裏側に密着したフィーチャレット映像<消防士編>が公開された。

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『ノートルダム 炎の大聖堂』Photo credit:Guy Ferrandis
『ノートルダム 炎の大聖堂』Photo credit:Guy Ferrandis
  • 『ノートルダム 炎の大聖堂』Photo credit:Guy Ferrandis
  • 『ノートルダム 炎の大聖堂』Photo credit:Mickael Lefevre
  • 『ノートルダム 炎の大聖堂』Photo credit:David Koskas
  • 『ノートルダム 炎の大聖堂』© Photo credit:Mickael Lefevre
  • 『ノートルダム 炎の大聖堂』© Photo credit:Mickael Lefevre

『ノートルダム 炎の大聖堂』より、撮影現場の裏側に密着したフィーチャレット映像<消防士編>が公開された。


>>『ノートルダム 炎の大聖堂』あらすじ&キャストはこちらから

2019年4月15日の火災から、本日で4年。本作は、ジャン=ジャック・アノー監督の元にフランス最高峰の技術者が集い、全編IMAX認証デジタルカメラで撮影。実際に大規模なセットを炎上させての撮影と、本年度セザール賞最優秀視覚効果賞を受賞したVFXの融合により、圧倒的なリアリティと臨場感を98%再現し、驚愕の迫真性と映像美を見せる。

今回解禁となるフィーチャレット映像では、ジャン=ジャック・アノー監督の語りから始まる。緻密な取材をもとに紡がれるこの物語で、監督は実際に消火にあたった消防士からも取材。“僕らの命より価値があるのは、信仰の象徴だ。命懸けで炎の中から象徴を救いたい”と語った彼ら。アノー監督によると、準備段階で実際に会った消防士たちは皆謙虚で、「他の命を救うために自らの命を危険にさらす」という、パリ消防旅団の教義を教えてくれたという。

「火は恐ろしくもあるが魅了される。強力で暴れ回る炎の中に人々が入り、戦っているんだ」と監督が語る通り、強大な炎、迫り来る危険を大迫力のIMAXカメラで捉えた映像は必見。一方で、演じる者たちは危険と隣り合わせ。消防士役で起用された役者たちは、ノートルダム大聖堂が見事に再現されたセットを前に感嘆の声をあげ、「撮影に参加できて光栄だ」と語るも、ジョルダン上級軍曹役のジュール・サドゥギは、消防士として炎と対峙した際、「消防士の唯一の使命は燃えさかる火を消すこと。小さな消防ノズル1つで立ち向かうなんて。あり得ない」と話す。

実際、ノートルダムの火災で火元の温度は、摂氏1200度を超えていたという。消防服は、摂氏約700度まで耐えられる仕様だが、倍近い熱に晒され、水浸しになった消防服では、内部は蒸し焼き状態になるリスクを抱える。耐え難い熱さと息が詰まるような煙の中、40キロもある装備を背負い、15キロのホースを抱え、ヘルメットと人工呼吸マスクを装着し、大聖堂上部の50センチもない通路を進まなければならない。そんなあり得ない状況から、消防士たちは「死者ゼロ」の奇跡を起こした。

本作でアノー監督は極めて真実に近いエピソードを紡ぎ、報道とは違う、映画を作り上げた。

『ノートルダム 炎の大聖堂』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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