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新しい恋と父の病、喜びと悲しみに揺れる…レア・セドゥ主演『それでも私は生きていく』本編映像

カンヌ国際映画祭ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞のミア・ハンセン=ラブ監督作『それでも私は生きていく』より本編映像が解禁された。

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カンヌ国際映画祭ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞したミア・ハンセン=ラブ監督作『それでも私は生きていく』より本編映像が解禁された。


>>『それでも私は生きていく』あらすじ&キャストはこちら

本作は、ミア・ハンセン=ラブ監督自身の父親が病を患っていた中で脚本を書いた自伝的作品。この度解禁された本編映像では、レア・セドゥ演じる主人公の心の揺れを見事にとらえたシーンが切り取られている。

サンドラ(レア・セドゥ)は、通訳者として働きながらパリの小さなアパートで8歳の娘リンとふたり暮らしをしているシングルマザー。彼女の父ゲオルグは病を患い、仕事、父の介護、子育て…と日々やるべきことをこなすのに精いっぱいで、長年自分のことどころではなかった。そんな中、再会した旧友のクレマンと恋に落ち心身ともに満たされた日々を送っていた。

一方で父の病状は日に日に悪化し、ある日、施設にお見舞いに行った彼女は、自分の知る父とは全く違う姿に触れ打ちのめされてしまう。

解禁された映像は、クレマンに父ゲオルグのことを聞いてもらったサンドラが、恋人に頼みごとをする様子を捉えたもの。自分たちがもしこの先30年付き合っていたとして、自分が父と同じ病気になったら安楽死の処置をしてほしいというのだ。

クレマンは深刻になっているサンドラを和ませようと「楽しい話題だな」と笑うが、話しているうちに悲しみがこみ上げてきたサンドラは泣きながらクレマンの腕をつかむの。それに「君も同じ約束をして」と尋ねるクレマン。

恋人との未来の話に心が満たされるサンドラだったが、後日、クレマンから送られてきたショートメールの内容にショックを受け、仕事に集中できなくなってしまう…。実はクレマンには妻子がおり、サンドラはそんな恋人にも振り回されていたのだ。

監督は、「サンドラは、不安定な関係でも、クレマンと一緒にいることで大きな幸せを感じています。でも父親とのことでは苦しみしかない。ふたつのストーリーは共存しています。悲しみと再生という、正反対の二つの感情がどのように同時に存在し、影響し合うのかを、この映画で表現したかったんです」と語る。

自身で当て書きをされた脚本を読み出演を即決したというレア・セドゥは、「脚本を読んだとき、サンドラが父親の病気による死に直面しているという事実にとても衝撃を受けました。一方で、彼女はクレマンとの新しい愛を育んでもいて、この死と愛の対比が本当に美しいと思いました」と脚本の感想をふり返る。

さらに、「サンドラを演じる上で、病を抱えた父親との関係、新しい彼との関係という全く違う感覚を表現する必要がありました。芽生えた愛は、サンドラの中のタナトスに対抗するような形でピンク色に染まっていく。それがこの映画に非常に強力な感情を与えていると思います」とサンドラというキャラクターについて語っている。

『それでも私は生きていく』は5月5日(金・祝)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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