サンドラは通訳者として働きながら、パリの小さなアパートで8歳の娘リンとふたり暮らしをているシングルマザー。彼女の父ゲオルグは、かつて哲学の教師として生徒たちからも尊敬されていたが、今は病を患い、徐々に視力と記憶を失いつつある。別居する母フランソワーズと共に彼のもとを頻繁に訪ねては、変わりゆく父の姿に直面し、自身の無力感を覚えるサンドラ。仕事、子育て、そして介護。長年自分のことどころではなかったサンドラだったが、ある日、旧友のクレマンと偶然再会し、自然と恋に落ちる。病を患う最愛の父に対する、やるせない思いと、新しい恋の始まりに対するときめきという相反する感情をサンドラは同時に抱くが……。
ミア・ハンセン=ラブ
カンヌ国際映画祭ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞のミア・ハンセン=ラブ監督作『それでも私は生きていく』より本編映像が解禁された。
レア・セドゥ主演『それでも私は生きていく』から、レア演じる主人公サンドラをとらえた3種類のアザービジュアルが解禁。
パリを舞台にした『パリタクシー』がミニシアターランキング初週1位のヒットとなり注目を集めるフランス映画。間もなく公開の新作映画の中から、様々な視点によって「人生」をとらえた、5月5日(金・祝)公開のフランス映画3本をピックアップ!
カンヌで絶賛された新星シャーロット・ウェルズ監督の『aftersun/アフターサン』をはじめ、ソフィア・コッポラやミア・ハンセン=ラブといった気鋭の女性監督が実体験を基に父と娘を描く作品に注目。
フランスを代表する俳優レア・セドゥと『未来よ こんにちは』『ベルイマン島にて』のミア・ハンセン=ラブ監督が組んだ『それでも私は生きていく』から日本版予告編と新場面写真が解禁された。
レア・セドゥと『未来よ こんにちは』で第66回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を獲得し、フランス映画界を代表する存在となったミア・ハンセン=ラブ監督の最新作『それでも私は生きていく』日本公開が決定。