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エヴァ・ロンゴリア、ラテン系女性監督としてハリウッドで直面した困難について語る

「デスパレートな妻たち」のガブリエル役でブレイクし、俳優業を続けながら監督業にシフトしつつあるエヴァ・ロンゴリア。

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「デスパレートな妻たち」のガブリエル役でブレイクし、俳優業を続けながら監督業にシフトしつつあるエヴァ・ロンゴリア。「ジェーン・ザ・ヴァージン」「ブラッキッシュ」などのドラマの監督を経験し、今年『Flamin’ Hot(原題)』で長編映画監督デビューを果たした。

そんなエヴァが、カンヌ国際映画祭にて著名人が各分野の女性の立場について意見を述べる場「ウーマン・イン・モーション・トーク」に出演。映画監督を目指すラテン系女性として、ハリウッドで直面した困難について語った。

「ウーマン・イン・モーション・トーク」に出演したエヴァ・ロンゴリア

まずは「私たちはめったにチャンスをもらえません」と、ラテン系女性監督が得られるチャンスの少なさについて言及。「問題はこの映画が失敗すると、人々に『あぁ、ラテン系の話は成功しない。女性監督は本当にダメだ』と思われてしまうことです。そもそも私たちは“打数”が多くないのです。白人男性の監督は2億ドルの製作費をかけた映画が失敗に終わっても、また次の作品を監督できる。それが問題です。私は1打数、1回のチャンス、2倍の努力に2倍のスピード、半分のギャラで働いています」とハリウッドの現状を批判した。

エヴァの監督デビュー作『Flamin’ Hot』は、製作費が1億ドルとは言わないものの、決して低予算ではないという。「ラテン系女性が監督した(そういう規模の)スタジオ映画っていつでしたかね? 20年前とか? 20年間隔で映画を作るなんて無理です」と嘆いた。



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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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