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パリ随一のスポットに溶け込む露伴と京香…『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』アザーカット公開

高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信、美波、木村文乃らが出演する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、美が極まる幻のアザーカットが公開された。

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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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高橋一生飯豊まりえ長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信美波木村文乃らが出演する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、幻のアザーカットが公開された。


>>『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』あらすじ&キャストはこちらから

5月26日より公開を迎え、初日3日間で動員22万人、興収3億1,400万円を突破。週末興行ランキングで日本映画No.1スタートを切り、2週目の週末もTOP5に君臨し、好調の本作。

中でも、大規模ロケを敢行したパリの美しいロケーションが観客を魅了しており、公開目前には、ルーヴル美術館でも最高級に美しい空間として知られるアポロン・ギャラリーで、露伴が優美に佇むビジュアルが話題に。

そして今回、パリの街中で撮影され、泣く泣く別デザインに決まったために採用されなかったアザーカット2点が到着。ひとつは、この劇場長編映画の製作にあたって新たにデザインされた黒のロングコートを身に纏い、街灯にもたれて一人佇む露伴が写し出されている。夜明けを迎えたばかりの早朝のパリ、ルーヴル美術館の裏にあるリヴォリ通りで撮影されたこの一枚。パリ有数の人気を博す通りで、灯りに照らされて浮かび上がる露伴のアンニュイな表情や、背後の壁に大きく伸びた影も印象的で、まさにルーヴルの“裏”という本作の物語にもピッタリなスポット。

もうひとつは、地元民も愛するというフォトジェニックな階段の上で、襟元に手を添えて物思いにふける露伴と、少しおどけたような様子で見つめている京香をモノクロームで写したもの。劇中、露伴と京香がエマ・野口(美波さん)と合流するシーンでも登場するこの階段はドーム通りにあり、人通りも激しくなく、ゆったりとした時間が流れ、芸術の香りが息づいている。

この撮影で初めてフランスを訪れた飯豊さんは、「これまで絵本やテレビでしか見たことがなかった街を訪れて感動しています。しかも私にとって大切な作品の撮影で来られたのですから尚のこと。オシャレにしても、パリにいるとのびのびとできる感じがします」とパリの印象について喜びを滲ませる。

撮影を担当した写真家・菱川勢一は、「その場で生まれるものを大事にしたい」という思いで、撮る場所だけは事前に決定していたが具体的な構図までは作り込むことなく、現場でもかなり自由な雰囲気で撮影を行ったそう。最終的に本ポスターとして採用された、ルーヴル美術館をバックに露伴が歩を進めるようなショットも同様で、様々試行錯誤をした上で撮られた奇跡的な1枚ばかりとなっている。

先日の舞台挨拶で高橋さんは、作品の消費スピードが速まっている時代性に触れながら、「これは原作にも書かれていることですが、露伴の露には儚いという意味が込められているそうです。僕は俳優としてその儚いものと共に過ごしていきたいと思っています。皆さんも皆さんなりにこの儚いものと共に過ごしていただき、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を長く大切にしていただきたいです」と力を込めて挨拶。本作は公開3週目を迎えなおリピーターも続出し、熱烈なファンを中心に長く愛されていく作品となることを証明している。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は公開中。


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《シネマカフェ編集部》

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