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キャラクターが持つ脆い部分ものせて…『ウィッシュ』SNSで話題の楽曲に迫る

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』の楽曲を手掛けたジュリア・マイケルズについて、脚本・製作総指揮を務めるジェニファー・リーがその魅力を語る。

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『ウィッシュ』© 2024 Disney. All Rights Reserved.
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  • ジェニファー・リー、チーフ・クリエイティブ・オフィサー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ ©Disney
  • ジェニファー・リー -(C) Getty Images

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』が、公開3日間で興行収入6億1200万円、43万人を動員を突破する大ヒットを遂げ、週末興行収入No.1スタート。これは日本でもヒットしたディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』の公開3日間の興行成績を超える記録となっており、大きな注目を集めている。

特に、観客からは「歌に感動しすぎてめっちゃ泣いた最高のミュージカルだった」「上質なミュージカルを堪能した」「なぜディズニー音楽ってあんなに良いんだろうと改めて思った」など、本作の楽曲に魅了されたという声が続出。そんな本作の楽曲を手掛けたジュリア・マイケルズについて、脚本・製作総指揮を務めるジェニファー・リーがその魅力を語ってくれた。

ディズニー音楽といえば、『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』『アラジン』などの楽曲を手掛けたアラン・メンケンがお馴染み。さらに、『アナと雪の女王』のロバート&クリステン・ロペス夫妻、『ジャングル・ブック』『メリー・ポピンズ』のロバート&リチャード・シャーマン兄弟など、名だたる作曲家たちが名を連ねるが、ディズニー100周年の記念作である『ウィッシュ』の作曲家に、スタジオ史上最年少で抜擢されたのがジュリア・マイケルズだ。

ジュリアは、第60回グラミー賞主要2部門にノミネートされた経験を持ち、ジャスティン・ビーバー、エド・シーランら有名アーティストへの楽曲提供など、世界的ヒットソングライター兼アーティストとして活躍をしている人物。



ディズニー作品ではこれまで『シュガー・ラッシュ:オンライン』で、エモーショナルかつパワフルなメロディーラインが印象的だった、エンドソング「In This Place」を担当するなど活躍をしてきた。そんな彼女は、本作でベンジャミン・ライスとコラボレーションして楽曲を制作。

本編には主人公アーシャが歌う「ウィッシュ~この願い~」や、ディズニー史上最恐のヴィラン・マグニフィコ王が歌う「無礼者たちへ」、動物や植物たちが歌い出すまさにディズニー・ミュージカルの真骨頂ともいえるナンバー「誰もがスター!」など、7曲その楽曲が盛り込まれている。



ジェニファー・リーは、「私たちは、この作品を作るにあたり、次の100年に、才能のある新しい世代の人たちと仕事をしていくのだということも意識していました」と、今後のディズニー作品の担い手となるような、新しい世代のスタッフたちとの作品作りに積極的だったという。

ジェニファー・リー

「ジャスティン・ビーバーや、セレーナ・ゴメスなど、彼らが自分のストーリーを語る手伝いを、ジュリアはやってきたのです。それに彼女は、彼女らしいフレッシュなサウンドを生み出します。自分のアイデンティティを持っています。聴いていて、彼女自身が伝わってきます。それはとても素敵なこと。だから私たちはジュリアに今作に関わって欲しいと思ったのです」と、音楽的センスだけでなく、音楽にストーリーをのせて伝えていく力を高く評価し、ジュリアにオファーをしたと語る。

さらには、「彼女はこの世界を私たちと同じくらい理解しています」といい、「私たちは、アーシャというキャラクターを彼女に提示した時、このキャラクターが持つ脆い部分、このキャラクターが抱えるいろいろな思いを伝えました。それらはまとまったものではありませんし、深く考えられたものでもありません。でもジュリアはそんな弱気な言葉の数々を受け止め、とてもしっかりしたビジョンを持つものにして送り返してくれたのです」とジェニファーは明かす。



「そのおかげである意味、映画全部が変わり、より良いものになったと思っています。彼女はプロのフィルムメーカーとしての私のキャリアと同じくらい、プロのソングライターとして歩んできているのです。彼女は最高の才能を持つ人物のひとりです」と、ジュリアを絶賛。アーシャというキャラクターを深く理解した上でジュリアが生み出した楽曲に注目をしてみると、本作の新たな魅力も見えてきそうだ。

『ウィッシュ』は全国にて公開中。



《シネマカフェ編集部》

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