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第96回アカデミー賞『オッペンハイマー』最多13部門ノミネート『PERFECT DAYS』は国際長編映画賞候補に

日本時間1月23日夜、アメリカ映画界最高の栄誉とされる第96回アカデミー賞のノミネート作品が発表。

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『オッペンハイマー』© Universal Pictures. All Rights Reserved.
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  • 『PERFECT DAYS』ⓒ 2023 MASTER MIND Ltd.
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  • 『哀れなるものたち』©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
  • Apple Original Films『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』画像提供 Apple
  • 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』画像提供 Apple TV+
  • 『バービー』© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

日本時間1月23日夜、アメリカ映画界最高の栄誉とされる第96回アカデミー賞のノミネート作品が発表。国際長編映画賞に、ショートリスト(最終候補)入りを果たしていたヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演の『PERFECT DAYS』がノミネートされ、監督のコメントも到着した。

最多はクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』で、作品賞、監督賞、主演男優・助演女優賞、撮影賞、音響賞ほか順当に13部門でノミネート。

ヨルゴス・ランティモス監督『哀しきものたち』が11部門、マーティン・スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10部門。

8ノミネートの『バービー』は作品賞・歌曲賞ほか、グレタ・ガーウィグの監督賞とマーゴット・ロビーの主演女優賞ノミネートではなく、助演女優賞にアメリカ・フェレーラがサプライズノミネート。

監督賞の候補には、マーティン・スコセッシ、クリストファー・ノーランのほかに10年の月日をかけて『関心領域』を手がけたジョナサン・グレイザーが選出。

なお、国際長編映画賞の『PERFECT DAYS』は第94回アカデミー賞の濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(受賞)以来のノミネート。劇映画で初のオスカーノミネートとなったヴェンダース監督は「私の偉大な映画界の師、小津安二郎の祖国である日本の代表としてアカデミー賞に参加できることを大変光栄に思います。『PERFECT DAYS』は彼の魂に導かれた作品です。この作品がノミネートされたことは、私にとってこの上ない喜びです」とコメントを寄せた。

『PERFECT DAYS』

また、『マエストロ:その音楽と愛と』でブラッドリー・クーパーの特殊メイクアップを担当したカズ・ヒロが5度目のノミネート。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』『スキャンダル』に続く3度目の受賞となるかにも期待がかかる。

『マエストロ:その音楽と愛と』

アニメ映画賞には宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がノミネート。視覚効果賞に日本映画で初めてノミネートされた『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督は、“監督”としての同賞候補は『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック以来、史上2人目となる。

授賞式はロサンゼルスのドルビー・シアターにて現地時間3月10日(日)、日本時間3月11日(月)に開催予定。

第96回アカデミー賞ノミネート 一覧

作品賞

『American Fiction』(原題)
『落下の解剖学』
『バービー』
『The Holdovers』(原題)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『パスト ライブス/再会』
『哀れなるものたち』
『関心領域』

監督賞

ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
ジョナサン・グレイザー『関心領域』

主演女優賞

アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』

主演男優賞

ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
ポール・ジアマッティ『The Holdovers』
キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト『American Fiction』

助演女優賞

エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
アメリカ・フェレーラ『バービー』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』

助演男優賞

スターリング・K・ブラウン『American Fiction』
ロバート・デニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』

脚本賞

『落下の解剖学』
『The Holdovers』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『May December』(原題)
『パスト ライブス/再会』

脚色賞

『American Fiction』
『バービー』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『関心領域』

長編アニメ映画賞

『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『ニモーナ』
『ロボット・ドリームズ』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

国際長編映画賞

『Io Capitano』イタリア
『PERFECT DAYS』日本
『雪山の絆』スペイン
『The Teachers' Lounge』ドイツ
『関心領域』イギリス

撮影賞

『El Conde/伯爵』(原題)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

編集賞

『落下の解剖学』
『The Holdovers』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

美術賞

『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

衣装デザイン賞

『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

メイクアップ&ヘアスタリング賞

『GOLDA』(原題)
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『雪山の絆』

作曲賞

『American Fiction』
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

歌曲賞

"The Fire Inside"『フレーミングホット!チートス物語』
“I’m Just Ken”『バービー』
"It Never Went Away"『ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー』
"Wahzhazhe (A Song For My People)"『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
“What Was I Made for?”『バービー』

音響賞

『ザ・クリエイター 創造者』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『オッペンハイマー』
『関心領域』

視覚効果賞

『ザ・クリエイター 創造者』
『ゴジラ−1.0』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『ナポレオン』

長編ドキュメンタリー賞

『Bobi Wine:The People’s President』
『The Eternal Memory』
『Four Daughters
『To Kill a Tiger』
『マリウポリの20日間』

短編ドキュメンタリー賞

『The ABCs of Book Banning』
『The Barber of Little Rock』
『Island in Between
『The Last Repair Shop』
Nǎi Nai & Wài Pó

短編実写映画賞

『The After』
『Invincible』
『Knight of Fortune
『Red, White and Blue』
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』

短編アニメ映画賞

『Letter to a Pig』
『Ninety-Five Senses』
『Our Uniform』
『Pachyderme』
『WAR IS OVER! Inspired by the Music of John & Yoko』

《シネマカフェ編集部》

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