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異色作『ペナルティループ』ほか、日本でもブーム到来の“タイムループ作品”5選

日本のタイムループ映画・ドラマ5作品をピックアップ。これらの作品と見比べれば、唯一無二の異色作『ペナルティループ』の特殊な世界観を、よりビビッドに感じられるはず。

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『ペナルティループ』© 2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
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若葉竜也主演で、これまでのタイムループものとは一線を画す『ペナルティループ』が公開中。

昨今、日本のヒットドラマ「ブラッシュアップライフ」でも注目を集めた“タイムループ”もの。いまや海外では、映画『ハッピー・デス・デイ』『パーム・スプリングス』や、Netflixオリジナルシリーズ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」といった高い評価を受けている作品が多いように、“タイムループ”はジャンル作品のツールの1つには留まらない。

そこで2022年以降の日本のタイムループ映画・ドラマ5作品をピックアップ。これらの作品と見比べれば、『ペナルティループ』の特殊な世界観を、よりビビッドにも感じられるはずだ。

映画『君が落とした青空』(2022)


『君が落とした青空』は、小説アプリ「野いちご」で発表された櫻いいよの同名小説が原作の“タイムリープ・ラブストーリー”。

付き合いはじめて2年が経つ高校3年生の男女。ある日、彼が交通事故に遭い、タイムリープで事故当日を繰り返すことになった彼女は彼を救おうと奔走するが、やがて彼が隠していた秘密を知る。福本莉子が主人公、7人組グループ「Travis Japan」の松田元太が恋人役を演じて話題になった。2人の一途な思いに注目の王道青春映画。

映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)


ドキュメンタリー映画『14歳の栞』が話題となった竹林亮監督が贈る、小さなオフィスを舞台に、社員全員が同じ一週間を繰り返していく“新感覚オフィス・タイムループ・ムービー”『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』。

プライベートも後回しに、小さな広告代理店で働く主人公・吉川朱海(円井わん)が、後輩2人組から「僕たち、同じ一週間を繰り返しています!」と告げられ始まる物語は、上司(マキタスポーツ)にループに気づいてもらい、ループ脱出のために試行錯誤する姿がテンポよく描かれる快作に仕上がった。観客からの好評を受け、公開から3か月以上も劇場公開が続くロングランとなった。

映画『リバー、流れないでよ』(2023)


ドラマ「時をかけるな、恋人たち」も手掛けた上田誠率いる劇団ヨーロッパ企画が『ドロステのはてで僕ら』に続き制作したオリジナル長編映画第2弾が『リバー、流れないでよ』

京の奥座敷と呼ばれる貴船を舞台に、繰り返す2分間のループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描く群像劇で、ループから抜け出すべく必死な大人たちのギャップが見どころ。登場人物の“記憶”だけは引き継がれ連続しているため、2分間という短い時間の使い方が多種多様で面白く、その協力ぶりも見ていて応援したくなる“タイムループコメディ”となった。

興行通信社が発表するミニシアターランキングでも2週連続1位を獲得し、観客動員数は5万人を超えるヒットに。

ドラマ「ブラッシュアップライフ」(2023)


2023年1月期に日本テレビ系列で放送された、バカリズムが壮大なスケールで不思議な日常を描く、地元系タイムリープヒューマンコメディ。

地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美・33歳(安藤サクラ)はある日突然、人生をゼロからやり直すことになる。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上、目の前には若き日の父と母が…。

徳を積みながら人生をやり直す女性の物語は安藤サクラの演技やバカリズムによる脚本が絶賛され、これまでに「東京ドラマアウォード2023」(グランプリ)をはじめ、「第39回ATP賞テレビグランプリ」(総務大臣賞&優秀賞)、「日本民間放送連盟賞」(優秀賞)を受賞。海外でもカンヌ「Content Innovation Awards 2023」(部門グランプリ)や、アジア最大級の番組アワード「Asian Television Awards 2023」(最優秀脚本賞)を受賞するなど、国内外で高い評価を受けた。

映画『ペナルティループ』(3月22日公開)


『人数の町』に続く荒木伸二監督の長編第2作『ペナルティループ』は、恋人の唯(山下リオ)を素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に殺された岩森(若葉竜也)が、〈ペナルティループ〉という“何度でも復讐ができるプログラム”を利用し、自らの手で犯人に復讐する“タイムループ・サスペンス”

これまでは、主人公が意図せずループに巻き込まれるものが主流だったが、本作は“主人公が復讐のループを自ら選択する”という過去に類を見ない設定で、荒木監督はループものの名作ラブコメ『恋はデジャ・ブ』やトム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、疑似タイムループを描いた『ミッション:8ミニッツ』など、様々なループものを細かく分析し、本作の脚本執筆に取り組んだという。

ループが繰り返されていくうちに、岩森と溝口の関係性は徐々に変化していくが、特に後半の展開は予想を裏切る展開になっており、主演の若葉さんが“カルト映画”と認定した唯一無二の異色作となっている。

『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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