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『ジョーズ』50周年記念 スピルバーグ監督が撮影当時をふり返り「これが私の最後の監督作かもと…」

夏を象徴する映画の代表格として長年愛され続けてきた『ジョーズ』が、今年で公開50周年を迎えた。

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スティーヴン・スピルバーグ Photo by Presley Ann/Getty Images for TCM
スティーヴン・スピルバーグ Photo by Presley Ann/Getty Images for TCM
  • スティーヴン・スピルバーグ Photo by Presley Ann/Getty Images for TCM
  • 『ジョーズ』 (C) APOLLO
  • スティーヴン・スピルバーグ Photo by Michael Kovac/Getty Images for Moët and Chandon
  • スティーヴン・スピルバーグ Photo by Jesse Grant/Getty Images for Disney

夏を象徴する映画の代表格として長年愛され続けてきた『ジョーズ』が、今年で公開50周年を迎えた。これを記念して、ナショナル ジオグラフィックが同作のメイキングドキュメンタリー番組『ジョーズ 50:決定版!インサイド・ストーリー』を制作。スティーヴン・スピルバーグ監督自身が登場するプロモーション映像も公開された。

映像の中で同監督は、1974年の撮影当時をふり返り、「これが、自分にとって最後の監督作になるかもしれないと本気で思った」と当時の切迫した心境を明かしている。

『ジョーズ』のロケ地として選ばれたのは、アメリカ・マサチューセッツ州のマーサズ・ヴィニヤード。本来ならば「そこで過ごす夏は夢のようなもの」と語るスティーヴン・スピルバーグだが、「予算は超過し、スケジュールも大幅に遅れ、そして私自身のキャパシティも限界だった」とし、「1974年の夏は、夢どころか悪夢だった」と苦しかった制作の裏側をふり返っている。

ロラン・ブーズローが監督した本ドキュメンタリーでは、『ジョーズ』の制作現場でスティーヴン・スピルバーグやスタッフたちが直面した混乱や、彼らが「どれほど若く、どれほど準備不足だったか」までを丁寧に描き出しており、スティーヴン・スピルバーグ監督も太鼓判を押している。

「これが最後になるかもしれない」と思いながら撮影していたという『ジョーズ』は、最終的に世界的大ヒットを記録。あの悪夢のような夏は、結果として、スティーヴン・スピルバーグにとって“生涯の夢”となる伝説の一作を生み出す夏となった。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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