橋本環奈、眞栄田郷敦が出演する映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』より、遊園地での撮影に密着した現場レポートが公開。メイキングカットも到着した。
学校を飛び出し、真夜中の遊園地を舞台に、よりスケールアップした「カラダ探し」が繰り広げられる本作。
カラダ探しとは、赤い人と呼ばれる全身血だらけの少女から逃げながら、バラバラになった体のパーツを探し出し、全て見つけるまでは同じ日を繰り返していく。
前作では、学校を舞台にカラダ探しに巻き込まれた高校生たちの恐怖が描かれた。明日香(橋本環奈)が高広(眞栄田郷敦)の目の前で姿を消してしまう衝撃の展開が繰り広げられる最新作では、高広が明日香を救い出すために、新たなカラダ探しの参加者である高校生たちと共に、真夜中の遊園地を支配する赤い人の恐怖と対峙する。
昨年9月26日から、大分県別府市にある城島高原パークで撮影がスタートした本作。新たな参加者を演じるのは、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明。

陸人役の櫻井は「遊園地にずっといられるという体験は、なかなかできないこと」、航役の吉田も「誰もいない夜の遊園地に行くのも初めての体験で、ドキドキワクワクしました」と興奮しきり。
有紗役の本田は、家族とここに毎年遊びに行っていたそうで、ロケ地を知ったときには「運命だと思いました」と、共演者たちのガイド役にもなったという。
大和役の鈴木は「海音くんが、とり天バーガーをみんなに差し入れしてくれて。郷敦さんはクレープを一人一人に手渡しで差し入れしてくれました」と明かしており、園内のフードで盛り上がる様子も。

本作の最大の見どころとなるのが、日本初の木製ジェットコースター「ジュピター」における、赤い人との激闘シーン。6万本の米松によって組み上げられたジェットコースターは、美しく雄大だ。スタート地点で、高広&陸人&岬(安斉星来)がタッグを組んで戦うシーンでは、羽住英一郎監督を中心に入念に準備が進められた。
激しいアクションが展開する場面となるが、前作から続投した眞栄田は「高広ならこう動くと思う」と熱心に監督とディスカッションする一幕が。

背後から赤い人が襲いかかると、陸人が「岬、うしろ!」と叫び、岬はハイキック。岬の蹴りによって赤い人がぶっ飛んでいくという場面のために、安斉は撮影の合間にも蹴りの練習に余念がない。羽住監督からは「“赤い人”が来た!と気づいてから、蹴りを入れてほしい。その間が大切」というオーダーがあり、当てるタイミングを合わせるのに苦労しつつも、本番では渾身の蹴りが炸裂したそう。監督から「OK!」がかかると、安斉は思わず「よっしゃ!」と両手でガッツポーズ。スタッフからも「おおー!」と声が上がったという。

その後、高広と岬を乗せたジェットコースターが動き出し、ハイスピードで上昇&落下。揺れときしむ音までもカメラはとらえ、観客もコースターに乗り込んでいるかのような臨場感を味わえる。プロデューサーは「ジェットコースターを登場させることで、間違いなく前作とは迫力が違うものになる」と自信を見せており、アトラクションムービーと呼ぶにふさわしいホラー映画が誕生した。
『カラダ探し THE LAST NIGHT』は9月5日(金)より全国にて公開。



