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カオスで楽しい!なのになぜこんなに泣けるのか? 『シャッフル・フライデー』が紡ぐ、予測不能な人間ドラマ

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『シャッフル・フライデー』©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 
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ディズニーが新たに贈る『シャッフル・フライデー』は、笑って泣けるハートフルコメディ。世代の異なる女性4人の中身が一瞬にして“入れ替わる”展開が、ワクワクとドキドキをもたらしてくれる。アクシデントに次ぐアクシデント、トラブルに次ぐトラブルが巻き起こるカオスの先には、確かな共感と意外な気づき、そして大きな感動が! 笑えて、泣けて、ほっこりした後に大切なメッセージが響いてくる作品の魅力をひもといていく。

🔀【3世代がシャッフル!?】予告編はこちらから🔀

笑って泣いて、また観たくなる! 映画に望むすべてが詰まったハートフルコメディが誕生

ある日突然、誰かと体が入れ替わってしまったら!? そんな人生を揺るがすとんでもないハプニングが、登場人物たちの身にふりかかる『シャッフル・フライデー』。しかも、入れ替わる相手は見ず知らずの人ではなく、これまでの人生を共にしてきた家族やこれからの人生で関わっていくであろう“家族候補”なのが、この映画の厄介で楽しく、それでいて感動的なポイントになっている。

祖母・テスとシングルマザーのアンナ

気になる入れ替わりペア・その1は、ロサンゼルスに暮らすシングルマザーのアンナと娘のハーパー。そして、アンナ&ハーパー母娘の日常をそばで見守ってきた祖母のテスと、ハーパーと仲の悪い同級生リリーが入れ替わりペア・その2に。音楽業界でバリバリ働きながらハーパーを育ててきたアンナとサーフィンが大好きな高校生のハーパー、セラピストとして活躍中のテスとロンドンから転校してきたリリーの体が、ある日を境に入れ替わってしまう。

アンナの娘・ハーパーと同級生であり未来の“家族候補”リリー

なぜ、入れ替わったのがこの4人なのか? その経緯は、ハーパーとリリーが授業中にトラブルを起こし、アンナとリリーの父エリックが学校に呼び出される映画冒頭にまで遡る。それぞれ独り身のアンナとエリックは一目で惹かれ合い、数ヶ月の交際を経て結婚することに。その流れで4人が集結し、揃って謎の入れ替わり現象に直面する。

一瞬で恋に落ちたエリックとアンナ

ある金曜の朝、体が入れ替わっていることに気づいたアンナとハーパー、テスとリリーをどんな運命が待ち受けているのか? 結婚式を控えたアンナは元の体に戻り、無事にエリックと結婚することができるのか? そもそも、ハーパーとリリーには親たちの結婚を阻止したい思惑があるようで……この物語、どうなる!? 可笑しいほどややこしくて、ワクワクするほどありえない展開の先にあるのは、笑いか、感動か、その両方か。

さらには、アンナとテスが入れ替わってしまった前作『フォーチュン・クッキー』のファンにはたまらないお楽しみもたくさん! どの世代・立場でも共感できること間違いなし、映画に望むすべてが詰まったハートフルコメディとなっている。

入れ替わり“熱演”がすごすぎ! オスカー女優ジェイミー・リー・カーティスがZ世代に!?

なんと言っても見どころは、入れ替わった4人を演じる役者たちの熱演。アンナ役のリンジー・ローハンとテス役のジェイミー・リー・カーティスの中には、青春真っ盛りの高校生人格が降臨! そして、ハーパー役のジュリア・バターズは30代のシングルマザー人格に、リリー役のソフィア・ハモンズは白髪のおばあちゃん人格に。オーディションで選ばれた若き新星から一世を風靡したスター、さらには映画界のレジェンドまで、3世代の役者たちが複雑なシチュエーションをテクニカルに表現している。

なかでも、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したジェイミー・リー・カーティスが、勝ち気なZ世代のロンドンっ子を内に宿す演技はさすがの一言。おばあちゃんの見た目になったリリーが思い通りに動かない足腰に悩まされながらも外見をなんとかキュートに見せるべく、ガールズパワーを炸裂させるシーンに笑いが詰まっている。

また、悪戦苦闘するのはリンジー・ローハン演じる“ハーパー人格のアンナ”も同じで、人気ポップシンガーのマネージャーを務める母のビジネスライフや夫になるエリックとの関係にも対応しなくてはならずアタフタ。リンジーは本作で製作総指揮も務めており、作品に対する熱意が“入れ替わりの大熱演”にも現れている。さらに、そんな状況でありながら親たちの結婚を阻止しようと奔走するリリーとハーパーの一大計画の行方にも注目だ。

一方、見た目的にすっかり若返ったテスとアンナはと言うと、ティーンエイジャーの体を手に入れてちょっと嬉しそう!? 走り回って疲れることもなければ、何もしなくてもお肌ツルツルな少女と化した2人の“暴走”も愛おしい。

笑いの先に予想外の感動が待っていた…ラストに込められたメッセージが深い

ハチャメチャなカオスと化していく物語がもたらすのは、笑いだけではない。突然の“入れ替わり”により、入れ替わった相手はもちろん、自分を取り巻く人々の気持ちを4人は知ることになる。アンナと入れ替わったハーパーが知ったのは、娘のことを誰よりも愛する母の想い。アンナには娘の誕生でロックミュージシャンのキャリアと距離を置いた過去があり、それをハーパーは負い目に感じていた。だが、ハーパーはアンナとなって母の人生に触れていくことで、その本音を知ることに。ハーパーとなったアンナも、自分の結婚によってロンドン移住を余儀なくされる娘のモヤモヤを実感。ロサンゼルスに生まれ育ち、西海岸の海を愛してきたハーパーのやるせなさに気づく。

また、入れ替わりによっていつしか絆のようなものを無自覚に結んでいくテスとリリーは、お互いの良き理解者に。亡き母を忘れられないリリーは、そもそも父とアンナの結婚に大反対。ロンドンでファッションの勉強をするはずだった未来も打ち砕かれ、自分に対する父の愛を疑い始めている。そんなリリーに、人生経験豊富なセラピストのテスが向ける眼差しは優しく頼もしい。孤独と喪失感を抱えるリリーにも味方はきちんといることを、入れ替わりの奇跡が教えてくれる。

こうして母と娘、祖母と孫世代がシャッフルしていく中、浮かび上がってくるのは、相手の立場に立つことの大切さ。4人は文字通り“相手の立場になること”を通し、想像もしなかった本心や隠してきた想いを知る。他者の視点で世界を見ることにより、今までにない気づきを得るのは誰の人生においても大事なこと。相手を知り、思いやれば自分自身も成長でき、周りとの距離もより縮められるのだと、この楽しい大騒動が示す。だからこそ、4人がヘトヘトになってたどり着くクライマックス、そしてそれぞれの選択には温かい涙と確かな共感が! このハラハラとユーモアづくしの展開の先に待つ大切なメッセージは、家族や友人など、気持ちを分かち合いたい相手と一緒に受け取りたいもの。そのためには映画館という特別な空間で物語を共有し、観賞後に想いを語り合ってみるのはいかがだろうか。


『シャッフル・フライデー』公式サイト
《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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